0096/Sect.4 「ラプラスの亡霊」① 感想
今月から5巻の内容になります。
ジンネマンの回想
以前ジオン公国を亡国としていたのが、共和国と区別しているためというのが確信に変わります。
また娘の愛称が「マリィ」であると明かされます。
ありがちといえばありがちな展開ですが、間違いなく正式名称はマリーダでしょうね。
大気圏突入
戦闘のない大気圏突入ができるのも小説ならではといったところでしょうか。
ミネバが以前、大気圏突入したときのことを回想しています。
これまでのことから、ユニコーンはΖガンダムはテレビ版準拠と考えるのが「妥当」であるので、シャアが連れ去ったと「されている」部分ですね。
アルベルトとマーサ
身勝手さが強調されてきたかに思えるアルベルトが、言葉にしてはいませんがネェル・アーガマのクルーを気遣う意外な一面を見せます。
そして、マーサからオーガスタ研へ向へという指示が。
ロザミア・バダム(劇場版ではバタム)を排出したあのオーガスタ研です。
あいかわらず旧作ファンに媚びるのがうまいぜ。
正当な後継者を差し置き、妾腹の子に『箱』の鍵を託すような男に、財団の未来を任せられる道理はない。だから、ぼくは――。
やはり、アルベルトはカーディアスの正妻の子でしょうか?
はやくファミリーネームを明かしてください。
ネェル・アーガマのバナージ
マリーダの女性器はすでに使えなくなってしまったようです。
前回の過去の時代の影響ですね。
重いなぁ……
バナージがマリーダの病室を訪れます。
そういえば、プル、プルツー、マリーダと名前のあるプルシリーズはみんなアーガマのベッドでねてますねw
「これからどんな現実に直面しても、自分を見失うな。"それでも”と言い続けろ」
とマリーダは言います。
さりげなく名台詞。
いつか大事な部分でバナージの根っ子になるんでしょう。
ってか次回か。
タクヤは監視カメラの位置が把握済みで、読唇術などにも警戒をしています。
……すごい。
リディとミネバ
TINコッドⅡ2機と共に、リディが父ローナン・マーセナスの元へたどり着きます。
TINコッドとはまたマイナーなところを持ってきますね。
フロンタルとアンジェロの出撃
ラプラスプログラム封印を解き、再度捕獲のために、シナンジュでフル・フロンタルがアンジェロと共に出撃します。
面倒くさいことをしていますね。
前回、クシャトリヤと闘っている隙をついて再度捕獲してしまえばこんな面倒はなかった気がするのですが
マリーダを殺したかったのかとも思いましたが、捕虜のマリーダのことを一応考えているのでそのようなこともないです。
アーガマを落としたらマリーダも死ぬということで、攻撃をためらわせるまでには至っていませんが。
自分もニュータイプなのだから、封印を解くことができるわけです。
現に、2回目の封印を解いたのはフロンタルで、今度は自分で行くと言っているわけです。
何故前回はモニターしていたんでしょう?
砕け散った残骸の一部が残ったもので一種の観光名所だそうです。
新章に入りました。
戦闘はありませんが、以前よりはペースダウンしたように感じないのはバナージがそれなりに目立っているからでしょうか?
毎度のパターンですと戦闘は③になります。
ということは次回は、もうガンダムに乗らないと言っているバナージの説得で一話使うことに。
どうなるか、わかりませんがこれでバナージがフロンタルを撤退させるとなると(まだ倒すことはないと考えられるため)、初陣でクシャトリヤを圧倒、3度目の出撃でクシャトリヤ撃破、4度目でフロンタル撃破とバナージの戦果が輝かしすぎることになります。
すげー。