ガノタのチラシの裏

ガンダムについて思いついたことを気ままにかいています。

Hi-νガンダムについて語ってみた。

 家庭用「ガンダム EXTREME VS」の初回特典でHi-νガンダムが出る……かも知れないらしいですね。
 知っている人も多いと思いますが、せっかくなのでHi-νガンダムについて語ってみたいと思います。
 大分前にも同じようなことを書いた気もしますが……
 (※ 勘違い等があったらすいません)





 まず読み方。
 「Hi-ν」と書いて「はいにゅー」と読みます。
 初出は「逆シャア」の小説版、「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン」。
 ただし、表紙に書いてあるのが通常のνガンダムであったり、作中でも「Hi-νガンダム」と呼ばれることはなく、「νガンダム」としか呼ばれず、「Hi-νガンダム」ならではの描写も数行しかなく、挿絵にも一切登場しないため、「Hi-νガンダムの活躍がみたい!」と思って買うと後悔することになりますのでお気を付け下さい。





 では、「Hi-ν」の活躍はどこでみられるのかというと、「ゲームで……」と答えるしかありません。
 そもそも「Hi-ν」は「映像化されたものが公式でありそれ以外は非公式!」という時代のMSであり、公式のMSではありませんでした。
 その為立体化されたのも、B-CLUBであっただけでした。
 ところが2006年末ごろに変化が訪れました。
 「Hi-νガンダム」がMG(マスターグレード)で発売することが決まったのです。
 それに伴ってデザインもリファインされ、νガンダムの後継機という設定で2007年から公式なMSになることが決定しました。
 その後はMGだけにとどまらず、HGUC(ハイグレードユニバーサルセンチュリー)、HCM-Proなどで立体化され、ゲームへの露出も増え、知名度を上げていきました。





 「Hi-νガンダム」のデザインと言うと、白と紫色を基調としたカラーリングを思い浮かべると人が多いと思いますが、それは上記のリファイン前のデザインです(より正確にいうと、もともとカラーは確定されたものではありませんので色が変わったというのは間違いです)。
 今のカラーは白と青を基調としたものです。
 リファインされたものが公式になったため、旧デザインが日の目を浴びることは、もしかしたらもうないかもしれませんが、あっちの方がかっこいいのでいつか立体化されて欲しいものです。





 参考までに。
 νガンダムとHi-νガンダムの簡単なスペックです。

νガンダム
頭頂高:22.0m
本体重量:27.9t
武装:バルカン砲×2、ビーム・ライフル、ビーム・サーベル×2、ニュー・ハイパー・バズーカ、シールド(ビーム・キャノン、ミサイル×4)、フィン・ファンネル×6

Hi-νガンダム
頭頂高:20.0m
本体重量:27.9t
武装:バルカン砲×2、ビーム・ライフル、ビーム・サーベル×2、ニュー・ハイパー・バズーカ、シールド(ビーム・キャノン、ミサイル×4)、フィン・ファンネル×6、ハイパー・メガ・バズーカ・ランチャー








機動戦士ガンダム EXTREME VS.

機動戦士ガンダム EXTREME VS.

MG 1/100 RX-93-ν2 Hi-νガンダム (機動戦士ガンダム 逆襲のシャア)

MG 1/100 RX-93-ν2 Hi-νガンダム (機動戦士ガンダム 逆襲のシャア)

HGUC 1/144 RX-93-ν2 Hi-νガンダム (機動戦士ガンダム 逆襲のシャア)

HGUC 1/144 RX-93-ν2 Hi-νガンダム (機動戦士ガンダム 逆襲のシャア)

 参考資料