ガノタのチラシの裏

ガンダムについて思いついたことを気ままにかいています。

episode7 舞台挨拶〜Zパート〜Aパート 感想

ネタバレ注意





 前夜祭開始時間にはブライト・ノア役の成田剣さんの音声が流れてスタート。
 この演出は東京だけとのこと。
 舞台挨拶内容の箇条書き

・前夜祭の挨拶は全部で11回
・ep.4公開前にep.7までのシナリオは完成していた
ネオ・ジオングは当初スカートが付く程度だったが、3Dモデルをいじっているうちに現在の形になった
百年の孤独は3時間、ep.7本編は2時間の計5時間くらいの体感ボリューム(福井晴敏さん談)
・あまり期待せずフラットな気持ちで観てください(古橋一浩監督談)



本編
 冒頭7分は以前書いたので割愛。





 劇場で初めて観るシーンは、フルアーマーユニコーンのNT-D発動シーンから。
 小説版ではすぐに覚醒し、緑発光になってしまったため、赤発光のフルアーマーユニコーンはアニメだけのちょっと貴重な存在です。






ネェル・アーガマへのアンジェロ襲来とモブMSの戦闘シーン
 ユニコーンで一躍名を挙げたスタークジェガンや袖付リゲルグ等も参戦していました。





クヤトリヤ・リペアードの出撃
 とくに「改造ファンネル」がどういう経緯でつけられたか、という説明はありませんでした。
 また、先日時書いたHGUCの商品紹介ページ、および今回のep.7のパンフレットには「改造ファンネル」との記載ですが、ROBOT魂の商品紹介ページ[機動戦士ガンダムUC] ROBOT魂 <SIDE MS> クシャトリヤリペアード&ベッセルング スペシャルページ | 魂ウェブには「ファンネルミサイル」とはっきり書いてあります。
 「ファンネルミサイル」なのは間違いなさそうですが、表記を統一してほしいものです。






ジンネマン、戦闘アドバイザーとして砲術長席へ
 「風の会」がカットされたため戦術を読むシーンなどはなくなってしまいましたが、なんとか出番をもらえたようです。
 代わりとして予定されたセリフだったのかもしれませんが実際にはカットされてしまったセリフとして、シナリオブックに『《レウルーラ》のヒル艦長は冷静な男です――』というものがありました。






モブMSの戦闘シーンその2
 ちょっと予想外でしたが、シュツルム・ガルスは忍者のような宇宙空間とは思えない動きをしていました。
 和風の独自SEが用意されておりなぜか優遇されていましたが、最期はフルアーマーユニコーンのプロペラントタンクをぶつけられ大破。
 クィン・マンサもビックリな倒し方です。
HGUC No.183 1/144 AMX-101E シュツルム・ガルス(機動戦士ガンダムUC)
 さらに続くモブ戦闘では袖付ザクⅢが登場。
 隠し腕の追加ギミックがあったり、口からビームを出しまくりで目だった活躍をしたと思ったら、アンジェロに後ろから撃たれて殺されました・・・(´;ω;`)カワイソス
 ところでプロペラントタンクをビームライフルで撃って爆発させるのはV2ガンダムのオマージュなんでしょうか?別に自分で爆発させることなんてよくあることで考えすぎでしょうか?
 ここでフルアーマーユニコーンの増強部分がすべてパージされ、通常のユニコーンに戻りました。
 小説版どおりですが、フルアーマーユニコーンの出番はとても少ないです。
 むしろ、小説版にはなかったバンシィ戦があるので増えているというのが悲しいところ。
 ――って緑発光のフルアーマーユニコーンはアニメ版に出ずじまいじゃないか。





クシャトリヤ・リペアードVSバンシィ・ノルン
 小説版と違って直接ミネバは現場にまでは(嗤いに)行っていませんが、思念を使ってリディに語りかけます。
 その間にクシャトリヤ・リペアードはありったけの装備で攻撃。
 クシャトリヤ・リペアードのPVですね。
 ビームジャベリンはMGフルアーマーユニコーンの小説版にはないオリジナル装備として登場しましたが、アニメ版では一度もユニコーンが使うことはありませんでした・・・
今日発売のユニコーンエースでもフルアーマーユニコーンが装備しており、HGUC版が付録でついていますが・・・
ガンダムUCA (ユニコーンエース) vol.6 2014年 07月号 [雑誌]






マリーダの最期
 錯乱したリディによりクシャトリヤが撃たれ、マリーダは死亡。
 小説版にあったフロンタル戦が省略されてしまったので最後のクシャトリヤの活躍がなくなり、完全に死ぬための出撃になってしまったのがとても悲しいです。
 マリーダの声は聞こえていたことは後にわかりますが、アルベルトに語り掛けるシーンはなくなってしまったのも残念、小説版ほどアルベルトの出番がないからこれはこれで仕方のかもしれません。
 ききとりにくいとはいえ、リディが苦悩するシーンでアルベルトのマリーダを思うセリフがえるのがせめてもの救いです(シナリオブック参照)。





ユニコーン覚醒
 マリーダの死を受けてユニコーンが覚醒し、シールドファンネルでサイコジャマーを破壊。
 アニメ的な演出ですが、小説版ではなんでサイコジャマーを突破できたのかよくわからなかったところがあったのでこの変更は正解だと思います。
 別に理論だっているわけではないし、ガンダムにおける現象に理屈(この場合は流れ?)が必ずしも必要とは思いませんが。
 しかし、時間がないためサイコジャマーに苦戦する様子がまったくなかったのは残念としか言いようがありません。
 ほとんど「捕まったー → 脱出したー」しかないも同然です。
 アンジェロの邂逅における掘られるシーンなど、過去はカット。
 流していいかはともかくまったくアンジェロの過去に触れないとは結構扱いがかわいそうですね。
 当初はスタッフの間で人気とうかがっていましたし、時間がないとはいえ・・・






カフカスの森
 防衛に配備配備されていたグスタフ・カールはどうやら1機のみだったようです。
 先行配備されているわけですから優秀なパイロットかと思いきやあっさりトライスターにやられてしまいました。

ワッツ「これぐらいしか出番ないっすからね」

 まさかのメタ発言。
 EDでちらっとでますがセリフがあるのはここだけです。
 宇宙に上がらなかったおかげで小説版のように死なずに済んだとはいえ、小説版から多くの出番が削られ「トライスターとはなんだったのか?」というレベルですね。





 Aパートはここまで。
 だいたい小説版9巻までの内容が終わりました。