ディビニダドについて語ってみた。
クロスボーンガンダムゴーストにまさかのディビニダド登場、ということでそれを記念してディビニダドについて語ってみたと思います。
ディビニダドは機動戦士クロスボーンガンダムのラスボスとして登場するMA。
初登場は第25話「燃える宇宙」。(余談ですがΖΖの第23話は「燃える地球」です)
パイロットは木星帝国(ジュピターエンパイア)の総統クラックス・ドゥガチ。
クラックス・ドゥガチは本人の他に、7人のバイオ脳が存在しクロスボーンガンダム中では計8機のディビニダドが登場しました。
バイオ脳は当初9人存在しており、本編中で2人死んでいたため、最終決戦に出撃したのは7人でいたが、実は欠員になった2人分のディビニダドも存在しているのでは?少なくとも1機は存在していました、というのがクロスボーンガンダム第48話「そして敗北からの…」で新たに定義された設定です。
ひとます48話時点でもう1機存在するかは不明です。
武装
ビーム・シールド × 2
超大型ビーム砲 × 1
中型ビーム砲 × 1
フェザーファンネル(使い捨て) × ?
それ以外に核ミサイルを積んでいます × ?
超大型ビーム砲は頭から、中型ビーム砲は左目から発射します。(中型ビーム砲が1機しか積まれていないことから、右目に中型ビーム砲はないものと思われます)
フェザー・ファンネルはコピーの7機は使用していますが、実はオリジナルのドゥガチの乗ったディビニダドは使用していません。
そのため、媒体によってドゥガチはニュータイプだったり、オールドタイプだったりと統一されていません。
長谷川祐一さんが「重力下でファンネルは使えないよ」派かとも考えられますが、「鋼鉄の七人」でインプルース・コルニグスがファンネルが地球で使用していますので、それはないでしょう。
ちなみに私の知る限りフェザーファンネルはディビニダド、インプルース・コルニグス、フェニックスガンダム(Gジェネオリジナル)の3機にしか搭載されていません。
まぁ、羽のついたMSでファンネル付きなんて限定的なのでしょうがないですが。(○○も持ってるよバカ。ということがあればご指摘願います)
ディビニダドについては、正直なところ漫画版を読んだ時点では私はなんだこのゲテモノ、という印象しかなかったのですが、かの名作「GジェネレーションF」にて、ゲームデビューを果たします。
そのリファインされたデザインが無機質な感じがしてとてもひかれました。
また攻撃45というステータスに対して防御15という偏ったステータスも魅力を引き立てていました。(最近のGジェネではこんなに防御が低いということはありません。また、Fのみコピーの操縦するディビニダドは低ステータスでしたが、最近では本体もコピーでも一緒です)
おそらく、ドゥガチの操縦技術が低く、x3がムラマサブラスターであっさりディビニダドを切り刻んでいたことの再現でしょう。
「GジェネレーションF(2000年)」でゲームに進出したものの、しばらく他媒体に登場することはなくなり、久しぶりに登場したのが、第二次スーパーロボット大戦αの2003年。
個人的にはスパロボへの登場で有名なマイナーMA(謎の日本語)としての地位を確立したかのように思われます。
また少し間が空き、2006年にはガンダムウォーに登場しましたが、残念ながらあまり知名度に貢献はしなかったように思います(おそらく)。
その後、2007年以降になると各種ガンダムゲームは容量の増加に伴い、ガンダム作品を単品で扱うことより各種作品をごちゃまぜにして発売されることが多くなってきました(exガンダムVSガンダム)。
登場するクロスボーンガンダム事態映像化された作品ではありませんので、ゲームに登場すること自体は稀ですが、多数の作品が登場することになったことで、クロスボーンガンダムが参戦することも珍しくなくなってきました。
ディビニダド事態MAであり、かなり巨大ですので、プレイアブルで登場することは稀ですが(というかGジェネ以外で操作できたことはありましたっけ?)、クロスボーンガンダムの敵キャラということでEXVSなどにも登場し、有名なマイナーMAとしてさらに地位を挙げているように思います。
というわけでだいぶ主観の混じったディビニダド評でした。
いつかクロスボーンガンダムがアニメ化されてあの巨大感が再現されると言いと思っています。
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