作家・福井晴敏さんの「わが人生最高の10冊」 核融合のように、今の私を作った本
福井晴敏さんの記事が話題になっていますね。
最初に挙げられているのは宮部みゆきさんの「レベル7」。
分厚い本に気になって手をとったそうです。
個人的には「レベル7まで行ったら戻れない」というキーワードが非常に印象的な本でした。
しかし、どうも宮部みゆきさんの書く、おばさん視点と子供視点がいまい苦手で私は宮部みゆきさんの作品の中ではあまり好きな方ではありません。
――とまぁ、本題からそれましたが、その記事の中で第10位として『閃光のハサウェイ』が挙げられていました。
そして『閃光のハサウェイ』に対するコメントとして「じつはいつかアニメ化したいと思い続けているんですよね」とのこと。
いや、あなたはアニメ監督じゃないでしょう!?というツッコミは置いておいて、UCを成功させた福井晴敏さんなら、もしや!?と期待の持てる(かもしれない)発言。
すごく面倒くさそうですが、音速で動き回るΞとペーネロペーは是非見てみたいものです。
でも、何度も言っていますが『閃光のハサウェイ』は内容の賛否以前に、非常に地味なストーリーで、とても映像化に耐えうる作品とは思えません。
読んだことのない人に勧めようにも富野監督の読みづらい文章で勧めにくいです。
キャラクターも、ハサウェイやケネス、レーン、ギギはまぁいいとして以外のキャラクターはかなり影が薄く、たぶん(組織名としての)マフティーのメンバーを全員覚えている人はなかなかいないでしょう。(せいぜいガウマンの名前があがるくらい?)
というわけで、私はどうせならリメイクしてほしいと思います。
もっともガノタは(私も含めて)非常に保守的な方が多いため、どうしても新しいものに対する拒否反応が強く、よほどのものを作らないと間違いなく批判な意見が多数を占めてしまうと思いますが、アニメで動くΞとペーネロペーを観たい立場としては何とかしてほしいです。
そういえば、HGUC グスタフカールってでないんでしょうか?
ちなみに、宮部みゆきさんはユニコーンガンダム1巻の帯にコメンを寄せています。
機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ 文庫 1-3巻セット (角川文庫―スニーカー文庫)
- 作者: 富野由悠季
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 1990/04/01
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログを見る