ガノタのチラシの裏

ガンダムについて思いついたことを気ままにかいています。

 ♯02 ガンダムマイスター 感想


 前回、まったく説明がなかった為、世界情勢の説明から始まりました。

 アメリカ中心(他には、日本・カナダ・オーストラリア、南アメリカなど)のユニオン(世界経済連合)、中国、ロシア、インド中心の人類革新連盟、ヨーロッパ共同体(EU)により進化したという意味のA(アドバンスド)をつけたAEUという国家軍が存在しているそうです。

 中東の国は完全スルー?

 本編中ではなく、OP前のパートで説明してしまうというのは、いかがなものかと思いますが、まぁ、そんなにつっこむことでもないでしょう。

 しかし、その中で対立しているのは、ユニオンと人類革新連盟で、AEUはお互いに状況しだいで関与ということは、説明しなくていいんでしょうか?

 それを示すだけで、かなり話が分かりやすくなると思うんですが。

 現状では、ユニオンとAEUの区別に混乱している人が多いのではないでしょうか。 



 Aパート。

 正義の味方のような怪しげな存在である、ソレスタルビーイングの不可解さを様々な人たちが口にするというのはいい演出だと思います。

 seedシリーズでは、周りを悪と決め付けることで、主人公側を正しく(もしくは正しいかのように)していたところに疑問を感じていた人も多いですからね。

 ところで、ソレスタルビーイングは、武装集団であって、テロリストとはいわれないんでしょうか?



 王留美

 まだ、今ひとつ素性の分からない彼女ですが、いつの間にか地球に。

 あのエレベーターで、結構簡単に宇宙と地球は行き来できると考えていいんでしょうか。



 グラハムとビリーの会話でGN粒子の説明。

 電波に障害など、ミノフスキー粒子と類似点が多いですので、この世界のミノフスキー粒子と考えていいでしょう。

   

 少なくとも、AEU、ユニオンは持っていない技術なので、GN粒子はソレスタルビーイングの独自の技術みたいです。

 間違いなく、人類革新連盟も持っていないでしょうし。

 Bパートの飛行シーンでガンダム全機に搭載されているのを確認。

 これで、普通に空中戦闘が行われるのが確定・・・残念。

 ガンダムが単独で大気圏突入できるのは伝統ですね。

 エクシアとデュナメスはどこかで補給は受けたんでしょうか。



 Bパート。

 4機のガンダムが地上に。

 補給のあてはあるんでしょうか?

 中国に近いので、名前からして明らかに中国人な王留美が何か用意している気はしますが。


 
 舞台は旧スリランカへ。

 旧とかついちゃってるので、スリランカはもうないようです(でもグラハムは無政府状態と言っている。あれ?)。

 そして、シンハラ人とタミル人はこの時代でも争っているらしい。

 西暦を舞台にする目的のひとつに、このような現実にある争いを出すことがあると思うので、これからも出てくるでしょう。

 内容とは関係ありませんが、全国の受験生は覚えておきましょうwww



 アンフ、ティエレンのだっせぇ重量を感じさせる動きがすごくいい。

 それだけに、その後に4機のガンダムが飛んでくるのが気分を激しくなえさせる。

 さらに、平成ガンダムなので量産機は倒されるだけの存在なのが残念。

 今のところ、戦闘はガンダムのプロモーションにしかなっていませんね(いや、まぁ、ガンプラ売るアニメなんで、それでいいんですが)、seedと違ってバンクでないのはいいですがw



 刹那にとって、一話冒頭のシーンはトラウマになっているようです。

 「俺がガンダムだ」という意味不明な台詞をはいて、突っ込んでいきましたw

 戦闘後は、みんなと離れて先にかえり、ティエリアの反感を買います。

 そして、グラハムのユニオンフラッグと遭遇してしまいます。

 こ、これは、・・・敗北フラグ?

 とはいえ、次回はようやく主人公である刹那中心の物語になりそうです。

   
 
 ソレスタルビーイングの目的は憎悪の矛先を、ソレスタルビーイングに向けることらしいです。

 ゲームのラスボスみたいなポジションにつこうとしてますねw

 そんで、みんなで、ソレスタルビーイングを倒して、さぁ、平和だ!では、「ロゴスを倒していろんな問題は解決!」という強引過ぎるseedと同じになってしまうので、何か別な展開を用意していると思うので、それにはちょっと期待します。



 ロックオンの同じ言葉を2回繰り返すのと、スメラギの「それは―――よ。」という台詞は今回も前回もありましたが、口癖と考えていいんでしょうか?



 今回は、物語や会話のテンポはけっこうよかったのではないかと思います。 

 初回を見たときはどうなるかと思いましたが、G、W、Xのように、ガンダムとしてみると微妙だが、ひとつの作品としてみると面白い、というようになるのを期待。

 問題は、話の縦の流れのようなものが今ひとつ見えてこないことでしょうか。 



 参照:月刊ガンダムエース2007年8月号