ガノタのチラシの裏

ガンダムについて思いついたことを気ままにかいています。

0096/Sect.4 「ラプラスの亡霊」② 感想

 前回なかなかの人物として書かれていたいたマーセナル家の執事ドワイヨン。

 脇役にもかかわらずやけに丁寧に書かれているキャラクターですが、今回もミネバに一流の執事と評されています。

 単純にリディを大切に思っている以上の「何か」があるのでしょうね。



 リディの姉、シンシアが登場。

 姉がいるというような話が出ていたかはちょっと覚えていませんでした。

 とりあえず、ミネバがミネバであることには気づきませんでしたね。



 そしてまさかの急展開。

 ローナンの口から「真実」がリディに語られます。

 「神殺しを宿命づけられた一族の因果の物語」だそうですが、詳しく書かれていないためまったくわかりませんが、「真実」を知ってしまった以上、リディはかなり動かしずらいキャラクターになってしまいましたね。

 バナージの兄貴ぶ……



 人を殺すことについて考えなければならないのは、民間人である必然です。

 軍人が人を殺すのは任務でも、民間人が人を殺すのは殺人だからです。

 もし何も考えずにMSに乗り続けていたら唯の殺人鬼になるため、民間人である主人公はこのことについて考え、良くも悪くも自分がMSにのり殺人行動を行うことを、(それが正しいか間違っているかは見る人次第にせよ)人を殺すことを肯定する理由を与えなければなりません。

 今回はバナージにとってのそんな話です。

 そしてダグザ・マックルールという人物に人間味を加える話でもあります。



 ガエルは相変わらずカーディアスに心酔。

 その目的が明かされ、UC計画の発注者が移民問題評議会であるとあかされます。

 聞いたことのない名前なのでどのような組織か詳しくはわかりません。

 宇宙移民政策を決定してきた勢力ですからスペースノイド疎ましく思っているのは間違いないですし、独立戦争をしかけたジオンなんてもってのほかですね。

 気になるのはカーディアスがその注文に対して「積極的に受けた」のか「無理やり受けさせられたのか」ということですね。

 後者だとは思いますが。

 ガエルが目的を明かしたことでジンネマンとの協力体制ができた様子。

 

 マーセナス家のディナーパーティー。

 宇宙に対する偏見を口にする人々。

 まさか目の前にいるのがそこに住むスペースノイドのトップに立てる人間とは思わないでしょうねw



 ユニコーンに大気圏を突破する性能があるかどうかは確認されていないそうです。

 ガンダムである以上おそらくついているでしょうがね。

 これは次回あるであろう戦闘にて大気圏突入が行われるフラグでしょうか。



 つなぎの回であるため面白さは微妙と言わざるをえません。

 今回フロンタルやアンジェロは全く登場しませんでした。

 次回は前回仕掛けると言っていましたので、彼らとの戦闘でしょう。

 さすがに3回目なので③で戦闘をするというパターンは確立されたとみていいでしょう。

 っていうか、今は全体でどのくらいなんでしょう?

 中盤くらいでしょうか?

 前述の通り、リディが動かし辛いキャラになってしまったのが気になります。