第22話「ビッグリング絶対防衛線」感想
もう、こんな話覚えてる人いないでしょうね…
※ この感想は42話まで見たうえで書いています。
アバンでイゼルカントがゼハートに計画の目的を伝えるシーン。
これが初登場でしたっけ?
ユニコーンのフロンタルの掲げた「ジオン共栄圏」は現実的すぎて夢のない計画で魅力がありませんでしたが、イゼルカントの「争いなどない人が穏やかに暮らすすばらしき世界」っていうのは夢物語過ぎて、何をしたいのかさっぱりわからない計画でした。
ちなみに私は、映像見て人間はおろか、動物すらいなかったので、あらゆる生命の根絶が目的なのかと思っていました。
あの映像だけで(未だに)イゼルカント計画実行に心酔しているゼハートはちょっと理解できません。
上司としてイゼルカントを信用していることと、思想にも従うことは別な問題でしょうに。
ちなみにイゼルカントは「Xラウンダーは人類の進化ではなく、むしろ退化である。人は再び理性を持たぬ野獣へ返っているのだ」なんてことを言っていたそうです。
戦術の話
アニメで戦術をやっても労力の割に対して視聴者に受けない、評価してもらえないというのは、昭和のアニメが証明してくれています。
だから、最近の作品では雰囲気だけで戦術を語ることが多いのですが、今回はまさにその悪いところが集約されてしまったようなでき。
「ウォルターバック、6番機と8番機は間隔を保ちつつ、ボウ895へ移動。5番機7番機は、スタン098よりボウ235に展開」
「アークレッド小隊13番機18番機はボウ747へ。ロベルト小隊はカールウッドの移動を支援。マーク小隊、機動防御でボウ143の敵3機を迎撃。」
これと平面図だけで「Xラウンダー部隊を封じ込めた」、「敵の司令官は相当な切れ者か」と言われましても…
「戦術」って言葉を使うのであれば、全体が何をやっているのかわかる構成にしてほしいですね。
普通の戦闘にしていればこんなことは気になることではないのですから。
そして司令の出撃…
マジシャンズ8
フリットの戦術(笑)によって完全にいただけ。
前に出てきた部隊も顔が明かされぬまま全滅していたので、この時点では、メインキャラ以外は顔だしないのかと思っていました。
フリットの出撃
これ以後、当たり前のように出撃していますが司令官としての出撃はこれが初。
残念な魔中年になり下がったデシルと戦います。
世代をまたいだことがいいように活かされておりちょっとテンションが上がります。
成長した者同士の絡みがなければ時間経過させるメリットがありません。
アセム VS ゼハート
戦闘中の台詞が、作中もっともガンダムっぽいです。
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