ADVANCE OF Z 刻に抗いし者 第一話「刻は動き始める」 感想
「ADVANCE OF Z 刻に抗いし者」第一話『刻は動き始める』 | GUNDAM.INFO | 公式ガンダム情報ポータルサイト
結論からいうと、面白かったです。
次回更新が楽しみです。
冒頭はジム・クゥエルに焼きつくされた村に立ち寄った元ジオン兵のフォルカー・メルクス少佐のシーンから。
この時代にジム・クゥエルは欠かせませんね。
ジム・クゥエルといえば、本編中では「0083 STARDUST MEMORY」のラストに一瞬しか登場していませんが、ゲームなどで登場し地味に人気のあるMSです。
設定上、初期のティターンズの主力MSでしたので、「ティターンズの旗のもとに」にも登場していました。
作品の中で活躍するシーンが描かれるのは「ティターンズの旗のもとに」が初でしたので、「ティターンズの旗のもとに」最大の功績は、ジム・クゥエルを活躍させたことだと思っています。
メルクス少佐が搭乗するのは、本文中では名称は出ていなかったように思うのですが、紹介のページに出ていた、ハイザック(ケラウノス所属機)だと思います。
味方機はジム・キャノンⅡに登場していました。
こちらは「0083」で、チャック・キースがのっていましたね。
「ギレンの野望」では、連邦側の勢力が第2部序盤でよく量産してきます。
「ケラウノス」という組織がどういったものかは現状不明ですが、元ジオンという経歴を考えると、エゥーゴと協力することになりそうです。
場面は変わって主人公ヴァン・アシリアイノの士官学校のシーンになります。
模擬戦でアーネスト・マクガイアと戦っていました。
現状ではMSの操縦技術は、ヴァンがアーネストよりもダニカよりも低いようです。
「宇宙に上がってそれっきり」っと前回書かれていたヴァンの父親は、「デラーズ紛争」でコンペイ島で亡くなっていました。
アナベル・ガトーの「ソロモンよ、私は帰ってきた」の名台詞とともに、サイサリスのアトミックバズーカで葬られたうちの一人だったようです。
そんなヴァンですが、休暇で実家に戻った際に、父宛てのカメラのデータを受け取ります。
そこに移っていたのは「30バンチ事件」のティターンズの行いだった……
という特にティターンズに対しては悪印象は持っていないという違いはあれど、カミーユを思わせる展開になっていました。
それに対してアーネスト・マクガイアはティターンズ入りを志望しています。
推薦文をお願いする際に
「力が欲しいのです。弱者は強者に蹂躙されてしまいます。弱者が強者に抗い、その意思挫いたとしても自らの命を落としては何にもなりません。生き延びてこそ未来があるのです。だからは私は力が欲しい。地球を守り、自分が生き残れる力が」
と言っていました。
理由はかなり違いますが、力を求めていた、っという点ではジャリドを彷彿とさせますね。
「30バンチ事件」の真相も知らないようですし、純粋な気持ちで入って幻滅する展開でしょうか?
っとすると、ヴァンVSアーネストが後に見られるかもしれません。
ベタですがこういうストーリーは燃えますよね。
「30バンチ事件」の映像を手に入れたことをティターンズに知られてしまったヴァンはティターンズに尋問され、移送される際中にダニカの手引きで、白いハイザック(恐らく序盤で登場したフォルカー・メルクス少佐の機体)に助けられ、今回は終了。
いい終わり方です。
次回を楽しみに待ちたいと思います。