ガノタのチラシの裏

ガンダムについて思いついたことを気ままにかいています。

アルルカンと道化師

 

 

 

 

 

 

 

 ついに、第2期が終わりましたね。

 面白かったとは思いますが、金融知識の面などは省かれていることも多く、ちょっと半沢直樹の話題からちょっと発展させて、俺こんなこと知ってんだぜと言いたかった人は残念な思いをしているはず。

 特に、ドラマとしては正しいのでしょうが、私の一番好きな「ロスジェネ世代の逆襲」がかなり簡略化されていて原作とは全く別物になっていましたね。(原作と違うという意味ではイカロスも同じですが)

 

 

 

 

 

 

 というわけで、原作第5巻、「アルルカンと道化師」です。

 「銀翼のイカロス」の続きで中野渡頭取なき世界が書かれるのかと思いきや・・・まさかの過去。

 時系列的には1巻よりも昔。

 支店の融資課長時代が書かれます。

 期待を裏切られたので、がっかり感が漂っていたのですが、実際に読んでみると・・・かなり面白かったです。

 毛色はこれまでとかなり違ってちょっとしたミステリ要素とお馴染みの構内の足の引っ張りあいがかみ合って楽しめました。

 もちろんミステリとしての要素はかなり抑えめのため、多くの読者はオチが読めてしまうのではないかと思いますが、このような融資にまつわるエトセトラ的な話を続けていくなら読んでみたいと思います(ワンパターンで飽きられてしまうから難しいでしょうか?だから短編集とか?ドラマの3期は現時点で原作ストックがないので2話完結くらいのオリジナルストーリーのオムニバス形式というのも面白いかもしれません)。

 

 

 

 

 

 しかしながら、やっぱり読みたいのは「銀翼のイカロス」後の話。

 とくに第6巻の話は出ていませんがこれだけ売れているのですからそのうちきっとでてくるでしょう。