機動戦士ガンダムUC episode 5「黒いユニコーン」Bパート 感想
バンシィがビームサーベルを抜く所からBパートスタート。
すごく区切りが悪いです……
だれもここでチャプターが変わっていると思わないでしょうね。
ユニコーンVSバンシィ
マリーダ「プルトゥエルブ。マスターはアルベルト・ビスト……!」
バナージ「違うよ!あなたはマリーダさんだ。あなたのマスターは、ガランシェールのジンネマン大尉だよ……!」
Aパートで書いた、アルベルトのフルネームをバナージがスルーするシーンです。
もちろん状況から考えれば、アルベルトのフルネームなんかに触れていられる場合ではないのは間違いないのですが、あくまで創作物ですので「誰が何を知っているか、知らないか」は重要なことだと思いますので、マリーダの台詞は「アルベルト」で止めておくべきだったような……(それはそれでおかしいか?)
もっとも、この台詞は小説版のままなので、そのまま使っただけ以上の意味はないと思いますが(小説版ではこの時点でバナージはアルベルトが腹違いの兄である事を知っています)。
今回はカットされてしまいましたが、今後必ずあるバナージとアルベルトの会話では、バナージがアルベルトを『アルベルト・ビスト』と認識しているのか気になります。
ガルダへ到達するデルタプラス
リディ「君を迎えに来た」
小説版の感想を書いたときも同じことを言ったかもしれませんが、台詞だけはめちゃくちゃかっこいいです。
それだけに、その後が引き立つわけですが(笑)
あまり人気はないようですが、リディのこういう駄目なところが好きです。
マーサ「リディ少尉、ご自分の立場がわかってらっしゃるのかしら」
リディ「わかっているからこうしている。ローナン・マーセナスの息子を殺せばどうなるか、そっちこそわかっているんだろうな」
小説版では家の事はマーサの方が言いだすことで、フライトレコーダーに音声が記録されていることを盾にマーサに立ち向かうのですが、アニメ版では最初から家の名前をだしてきました……こんなにかっこ悪くされてしまって、アニメスタッフはリディに対して本当に厳しいですね。
小説版では、ミネバがリディを拒絶する理由の一つに、マリーダのことを「人形」と言い放ったことがあるのですがカット。
この台詞がなくとも結果は変わらなかったでしょうが……
ガルダから落下するミネバ
私が観たかったユニコーンの中で一番好きなシーン。
私にとってのep5は、ユニコーンという作品はこのシーンの為にあります。
リディを完全に拒絶してガルダから飛び降り、「受け止めなさい、バナージ!」というミネバ。
ここまでは良かったです。
すごく良かったです。
しかし、ユニコーンの手のひらでミネバをキャッチした位置が低すぎるせいで、手を握ったときバナージが上、ミネバが下になってます。
それじゃ1話と逆だろうが!!
しかも近づくときのユニコーンはCG……(手書きでやるとスタッフが死ぬ?)
確かに若干無理のある形になるんでしょうけど、小説版の挿絵(ガンダムエース連載版)は頑張ってたじゃないですか(文庫版もこうだったりするんでしょうか?)。
むしろ、エンジェルハイロゥからシャクティを回収するV2のオマージュみたいになっちゃってます。
あのパッケージをみて気付くべきだったのか。
手抜きと言われようが1話の手を伸ばすバナージのトレースでもいいくらい思います、このシーンは(一応リディが手を伸ばすところが、ほぼ左右反転で1話バナージと同じ姿勢になっているようです)。
どうせMSの腕に落ちたら、どんな形にしていようが実際は死ぬんですから、リアリティなんか無視して、バナージがコクピットから身を乗り出して手を伸ばし、プチモビの時のように下から手を握る、でもよかったと思いますし。
ユニコーンのコクピット側から移せば、ユニコーンを書く手間を省けますし。
こんなつまらないことにこだわるのは私だけか……
ミネバの「はい!」は良かったと思います。
ユニコーンVSバンシィinガルダ
マリーダ「お前もガンダムか!」
といいデルタプラスに詰め寄るマリーダ。
※ デルタプラスはガンダムではありません
そして舞台挨拶でネタにされるくらいボコボコにされてました。
リディに厳しすぎるアニメスタッフ(笑)
そして、デルタプラスから降りて、バンシィを撃つリディ。
力尽きて倒れます。
リディに厳しすぎるアニメスタッフ(笑)
離脱
ネェル・アーガマとガランシェールをいろんな意味でつなぐユニコーン。
ここでも小説版にあったオマージュ、「ユニコーンは伊達じゃない」をカット。
脚本にもないです。
これは、もうオマージュはカットということでよろしいんでしょうか?
オマージュ嫌いな私は期待してしまいます。
ガルダに残されたリディ
血が垂れて、酸素を吸引しながらバンシィを見上げるリディ。
小説版ではアルベルトも一緒で、振られた2人のコンビ誕生シーンなのですが、アルベルトの描写はほとんどカットされたため、リディ一人です。
リディに厳しすぎるアニメスタッフ(笑)
このep5を微妙に感じた理由は、アルベルトの描写がないこともあるのかもしれません。
アルベルトとジンネマン、バナージのシーンは全編なくなってしまいましたし。
マリーダへの想いは一応伝わってるのでしょうが、うーん。
むしろここからアルベルトはマーサに対してやや反抗的になるのですが(マリーダ > マーサになるだけですが)、これでなられても……って感じです。
アニメでどう魅せてくれるのか期待するしかないですね。
久しぶりのネオ・ジオンの皆さんVSゼネラル・レビル
しかし台詞はありません。
ローゼン・ズールはバンシィ戦をもっとがんばってよ!っと思いたくなるくらい良く動きます。
そのままローゼン・ズールの販促ムービーに使えそうです。
それとAパートで和みシーンはネェル・アーガマの身と言いましたが、あれは嘘でした。
ローゼン・ズールの退場シーンは笑うしかない!
是非ご覧ください。
最後はシナンジュがゼネラルレビルを狙撃して終了。
一応、ゼネラル・レビル搭載MSのジェガンとリゼルは公開までは明かされていませんでしたが、今回はバイアランのような完全新規のアニメオリジナルMSはいなかったようです。
とりあえずこれでep5は終了。
まとめと、ep6、7に向けては後日。
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