戦後の戦争 感想
100ページくらい一瞬だと思ったのですが、3月の忙しさをなめおり、ようやく読むことができました。
内容は事前情報どおり、フロンタルがシナンジュを強奪する話。
パラ見した段階では、ブライトの名前が多数登場しており、本編に出ているのだと思っていましたが……偽名でした。
期待させやがって……!
そうやってミスリードを誘うのは小説としてはおもしろいですが、今作に求めているのはそういうことじゃないんです。
むしろ、そういう手法を使うのであれば、
宇宙世紀0094。
シナンジュ強奪事件で嫌疑をかけられた部下の名誉を晴らすため、調査を続ける連邦士官がいた。
その男の名はロンド・ベル大佐、『ブライト・ノア』!!
っとか、煽りを付けてくれればよかったのに……(これだと肩すかしくらってたたかれそうですけど)
というわけで触れることは少ないのですが、気になったこと。
ジャンクや業界の大手として『ブッホ社』の名前が出ていました。
アニメ版では、バナージの設定が変わっているため登場していませんが(存在はしているでしょうが)、小説版のバナージはこちらでバイトをしていました。
『ブッホ』ときいてガノタが思い浮かべるのは一つしかありませんね。
また、シナンジュをネオ・ジオンに引き渡したのはアルベルトだったようです。
これで特に矛盾は生まれませんが、そういえば、本編でアルベルトとフロンタルって会話したことないです。
他にはモナハン・バハロの名前やダグザの活躍など原作読者はニヤニヤ出来る要素がいくつかありました。
もっとも小説としては高すぎますし、内容も大したことありませんので私のように完全に特典目的で買うのはお勧めできません。
ゲームの方は気が向いたらやるかもしれません。
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