第一話 「月は出ているか?」 感想
G-SELECTIONというDVD-BOXが発売されるにともなって、Gガンダムはコミカライズ、ガンダムWは続編小説とコミカライズ、というようにメディアが展開されているにもかかわらず、ガンダムXだけ何もないのがかわいそうなので、TV本編の感想をかいて、個人的に盛り上げていこうとおもいます。
最初に断っておきますが、別に私はガンダムXが特別好きというわけではありませんのであしからず。
1話目のタイトルはジャミル・ニートの台詞「月は出ているか?」。
ガンダムXはサブタイトルが、本編中の台詞というスタイルになっています。
本編については打ち切りもあり、あまりいい意見が出てくることというのは少ないですが、このサブタイトルの付け方は、概ね好評に思います。
本編は世界観の説明からはじまります。
面倒なのでWikipediaからコピペしますが、こんな世界観です。
アフターウォー (A.W.) 15年。人類と地球に壊滅的な打撃を与えた勝者無き大戦争、第7次宇宙戦争後の荒廃した地球が舞台。
戦争で孤児となった少年ガロード・ランは、ジャンク屋やモビルスーツ狩りを生業として逞しく生きていた。そこにある依頼が来る。内容はバルチャー艦「フリーデン」に誘拐されたティファ・アディールという少女を取り戻してほしいというものだった。しかしティファに一目惚れしたガロードは、依頼者を見て激しく怯えたティファをつれて逃走。
そしてティファに導かれたガロードは、幻のモビルスーツ「ガンダムX」を発見する。紆余曲折を経て2人は、フリーデン艦長ジャミル・ニートと共に、「ニュータイプ」と呼ばれる人々を探す旅に出る。
この荒廃した世界観というのは、ガンダムでは唯一のものであり舞台設定は私も結構好きだったりします。
結果としては私の望むとおりには展開していきませんでしたが……
主人公がジャンク屋という設定も今一つ生かされなかった気がするのが残念です。
個人的には、OVAあたりでジャンク屋が主人公の宇宙世紀のガンダをやって欲しいなと思っています。
ジオンや連邦のパーツがごちゃごちゃ組み合わさったMSとか、Ζガンダムラストの腕の代わりにシールドを付けたガンダムMK-ⅡみたいなMSが出てくるガンダムとか、観たくありませんか?
話がそれましたがこんな世界観です。
私がデザインがガンダムXで一番好きなフェブラルもちゃっかりここで登場しています。
OPが終わって本編です。
ナレーションがものすごく重いです。
しかし、本編がそれほど暗く感じないのはガロードのキャラクターによるところがやっぱり大きいでしょう。
そして登場するは「赤い二連星」!
もちろん「赤い彗星」と「黒い三連星」のパロディ。
ちなみに「赤い二連星」は先日発売された、ガンダムウォー25段「双極の閃光」にてめでたくカード化されました。
MSが襲撃しガロードが登場。
ライク・アントがガロードにティファ救出の依頼。
バルチャーの解説が入ります。
戦後、廃棄された軍事施設や兵器の残骸を漁って売りさばく者達のことを禿鷹(ハゲタカ)に例え、バルチャーと呼ぶようになった。
種類は多く、ジャミル・ニートなどあくまで廃棄された物資を回収し売買したり、生活物資の行商を生業とする者もいるが、無法者集団と変わらない者が大半の為、一般人からは忌み嫌われる存在であったようである。
大抵のバルチャーは戦艦やMS等で武装しており、用心棒や傭兵を雇っていたりもする。バルチャー同士で互いに連帯や敵対もしている。その際の遣り取りにはバルチャーサインという信号弾を主に使用している。
また、海上で生業をするバルチャーは、シーバルチャーまたは、オルクと呼ばれている。特に破壊強奪等の無法をする傾向があるものはオルクと呼ばれることが多い。
こちらもWIKIpediaより。
Bパートはなんやかんやで、ガロードがガンダムXを起動させたところにエアマスター、レオパルドが襲来して終了。
いかん、思ったより書くことがない……
正直なところつかみは今一だと思います。
全体としてそうですが、一話目からガンダムXはあまり動きません。
作画枚数がもう少し多ければ、映像としての評価はかわったかもしれません。
とりあえず、2話に続きます。