データガンダム キャラクター列伝 [宇宙世紀編Ⅰ]詳しくない人が勘違いしたらどうするんだ!?っと思ったこと
資料としてかなり面白い『データガンダム キャラクター列伝 [宇宙世紀編Ⅰ』なんですが、載っていることはすべてオフィシャルというわけではなく、ギャグ漫画などでちょっとネタとして扱われたことなども掲載されています。
ですので誤解を生まないようにいくつかの記事のネタ元を紹介します。
シャア・アズナブルはその素性からコメディマンガの主人公として扱われることも多い。赤くて角つきにこだわったり、仮面のまま全裸で踊りを行ったりしている。また相方のララァに突っ込まれるボケ役として表現されることもあった。シャアを模した彗星ヒヨコというキャラクターも存在した。
これは完全に別物として書かれていますので、誤解する可能性は低いと思います。
出典はガンダムエースで連載中の大和田秀樹さんの「機動戦士ガンダムさん」です。
一説によれば、地球方面軍の司令官となったガルマは、様々な計画を提案したと言われる。その中でも独断で進めたE計画は、猿をMSパイロットに育てるため衛星プラントを用意して戦力増強を図るというものであった。この計画は未完成のまま頓挫し、約60年後に衛星が地球圏に帰還したことで発覚したと言われる。
内容がぶっ飛んでいるのでネタだということはすぐわかると思いますが、文章がまじめに書いてあってちょっと信じそうになるのが質悪いですね。
もとネタは長谷川祐一さんの「機動戦士ガンダムクロスボーン・ガンダム スカルハート」より「猿の惑星」です。
TVゲームをやる猿を見て、MSの操縦もできるのではないかと考えたそうです。
「クロスボーン・ガンダム」自体が近年メジャーになってきていることもあって、半オフィシャル化している気がするので、さらに誤解を生みそうな気がします。
いちおう本編中で「オフィシャルではございませぬぞ」と突っ込まれています。
黒い三連星の3人は、パン職人としてサンピエールに勤めていたという逸話がある。パン職人となった彼らは、パンタジア南東京支店を潰すためにパン勝負をするものの、少年パン職人のジャぱん56号改「ブラックジャぱん」の作ったパンを食べたことで真実を知り、オーナーの孫娘である悪女と縁を切ったと言われる。
時間がたったら、何の事だか本気でわからなそうな解説。
将来的にとんでもない誤解を生みそうな気がします。
こちらは、「焼きたて!! ジャぱん」というTVアニメの第29話「迫撃!!ブラックジャぱん誕生!」で黒い三連星がパロディで使われたのが元ネタです。
本当に文章がまじめなのが質悪いですけど、パロディなだけで本編とは一切関係ありませんので誤解なきよう!