ガノタのチラシの裏

ガンダムについて思いついたことを気ままにかいています。

0096/Sect.5 「重力の井戸の底で」 感想


 6巻と7巻は地球での話です。
 ガンダムの基本的な流れである、宇宙で始まり、地球を挟み、宇宙で決着という流れはユニコーンでも守られました。
 イスラム教がらみというのはアニメ化して大丈夫なんでしょうか?



 ロニとバナージ
 碑文の前でロニがバナージに宇宙世紀憲章について語ります。
 一応ネタバレになるので伏せますが、ロニが語った内容は「ラプラスの箱」とは全く逆になっていることがよくわかります。



 ジンネマンとバナージ
 地球での話は、この二人が接近する回でもあります。
 こういう書き方だとなんだか恋人みたいですが、こういう殴りあってわかり合う(笑)みたいのって最近じゃあまり見ないですよね。
 この巻の見どころは、建前としてのジンネマンの行動と反発するバナージだと思います。

  

 ブライト登場
 ここから、ブライトが登場します。
 声優さんは亡くなっていますが、アニメ版ではどうなるんでしょう。
 この時点では、ファーストから、ΖΖにならってバナージはブライトが艦長の船に乗るものかと思っていました。
 ブライトが軍を辞められないのは、政治家になることを恐れているため、と閃光のハサウェイでケネスが言っていたと思います。
 ユニコーンにおいても連邦の参謀本部は中央から遠ざけておきたい思惑があるそうです。
 にもかかわらず、ローナンはブライトに政治家になる意思のないことがはっきり分かっています。
 ローナンでそのくらいのことが分かるなら、参謀本部とやらにもローナンクラスの人間がいても、おかしくないように思うのですが。



 マーサ
 挿絵で初登場。
 男性社会に対する女の理論をぶちまけます。
 こういう人実際にあったら、すごくウザイんだろうなぁ。



 ゼー・ズール
 ギラ・ズールの水中型。
 ジャブローの有名なズゴックがジムを貫くシーンに似せた挿絵があります。
 対する連邦はいまだアクア・ジム。
 新作のギレンの野望ユニコーンが含まれても、海はジオンの天下が続きます。
 ここで新型が出てくれれば、連邦の海が楽になるかもしれないのに・・・まぁ、でればの話ですけど。



 MAシャンブロ
 まさかのりフレクタービット。
 なんてマイナーな装備をしていやがるw
 先月のインタビューによるとカトキハジメさんの出してきたこのMAの影響で一巻増えたそうですw
 つまり、それがこの巻だったんですね。
 ゲテモノ系のMAはガンダムの風物詩ともいえますので、私は出てくれてよかったと思います。
 ユニコーンデルタプラスVSシャンブロはアニメ版で期待できそうです。



 バンシィ
 初期から話の出ていたユニコーンの2号機が登場して今回は終わります。
 次の巻ではマリーダ奪還です。