Ζガンダム第46話「シロッコ立つ」
ついに動き出すシロッコとサラの死亡回。
そしてジ・O登場。
レコア「ジャミトフは動くのでしょうか?」
シロッコ「動くよ。『私がハマーンに会う』とジャミトフには言ってあるからな。」
サラ「パプテマス様。なぜ私を連れて行って下さらないのですか?」
シロッコ「お前にはジュピトリスの護衛を任せたはずだ。」
サラ「ハマーンとの談判など。私にお任せ下されば。」
サラ「そのようなおっしゃりよう」
シロッコ「サラ。ついてくるだけならば許す。」
サラ「ありがとうございます。」
レコア「サラ。あの方はあなたに無理をさせたくないのよ」
サラ「うそよ。あなたが私とパプテマス様の間に入って・・・」
レコア「サラ。」
サラ「私もエゥーゴにいたのならパプテマス様の相談役になれたわ。」
レコア「あの方は、あなたも私も同じように扱って下さってるのよ。」
サラ「うそよ。」
レコア「私をただの女として扱ってくれたのはシロッコ一人だった・・・」
初っ端からこれだよ・・・まぁ、サラではハマーンの相手は無理でしょう。なお、この後気を使ってグワダンへ着艦する役目をサラに譲ります。
クワトロ「とてもお上手です。感服いたしました。」
ミネバ「そうか。」
クワトロ「心が楽になりました。」
ミネバ「それは良かった。お前が苦しんでいたようなので気にしていたのだ。」
クワトロ「ありがとうございます。」
ミネバ「時間があれば父上様や母上様の話をもっとシャアに聞けたのにな。」
クワトロ「どちらへいらっしゃるのです?」
ミネバ「ほかの船へ移るのだそうだ。わたしも早くジオンを再興しひとつの場所に落ち着きたい。サイド3はシャングリラのようなところだと聞いているが?」
クワトロ「はい。」
ミネバ「その時にはシャアにもそばにいてほしいものだ。お前は私を一番よく分かってくれるような気がする。」
え?ムンゾがシャングリラコロニーみたいなところですって!?(※シャングリラ違いです。)小説版ユニコーンでも語られたミネバのバイオリンを褒めるクワトロのシーン。若干ハマーンの洗脳が解けてきています。
ジャミトフ「青酸ガスの準備が遅れているのか、ハマーン?」
44話の皮肉。
ジャミトフ「シャアはどうした?ハマーンは?」
シロッコ「ここには我々しかいませんよ、ジャミトフ閣下。」
ジャミトフ「シロッコ、貴様」
シロッコ「そういうことだ。すまないなジャミトフ。」
黒い覇道。ティターズのトップが交代した瞬間です。しかし、仮に戦争が長引いていたとして、どれだけティターンズ兵が外様のジュピトリスのシロッコについてくるか疑問です。
ちなみに劇場版での台詞は「ジャミトフ閣下、若い女を口説ききれませんでしたな・・・」テレビ版のほうが私は好きです。
シロッコ「聞こえるか、全ティターンズ艦隊。これはジャミトフ・ハイマン閣下の遺言である。ジャミトフ閣下はハマーン・カーンの手によって暗殺された。直ちにグワダンを叩け、これは閣下弔い合戦である。」
白々しい。
シロッコ「なんだ?」
レコア「もらった、ハマーン。なんだ?どこから撃った?」
サラ「うわっ、どこ?」
貴重な初見でファンネルを落とせた男シロッコ。しかし、ジ・OはMSに必要なのは奇抜な武器ではなく、パイロットの意思を正確に伝えるマニピュレーターというコンセプトで作られていますので、絵的にはあまり映えないのが残念です。いや、謎のオーラバトルが始まるのです・・・
カツ「死ね、シロッコ!」
サラ「カツ、ダメ!」
カツ「サラ、そんな・・・」
シロッコ「さら!?」
ハマーン「なに?」
サラ「カツ、逃げて。早く、ここは・・・うわぁ!!」
シロッコ「貴様か。サラを惑わせたのは!サラ。」
サラ「カツは私に優しくしてくれた。だから逃げて、早く。」
シロッコ「サラが許しても私は許さん!レコア!」
カミーユ「レコアさん、なぜカツを助けた!?」
レコア「違う。私gは・・・」
カミーユ「レコアさんは勝手だよ!」
いろいろ混ざってぐちゃぐちゃですが、これぞΖガンダム!ここでシロッコが生の感情をむき出しにするところが好きです。直属の手ごまがサラとレコアしかいない点もシロッコの敗因の一つだったと私は思います。ヤザンがもっと自由に使えていれば・・・?
このあとのハマーンの「私が出なくても勝手につぶしあってくれそうだな。」がΖにおけるアクシズを象徴する台詞だと思います。
前回はアポリー、今回はサラ。次回は・・・