ガノタのチラシの裏

ガンダムについて思いついたことを気ままにかいています。

Ζガンダム第45話「天から来るもの」

 1話から登場していたアポリーがついに死亡する回。

 パラス・アテネの登場回でもあります。

 同じジュピトリス系でもボリノーク・サマーン人気や知名度は段違いです。

 

シロッコ「予想通りエゥーゴがきたか。レコア少尉には出撃してもらう。混戦になるだろうがその隙に乗じてサラ曹長を救出してもらいたい。」

レコア「どうしてもと?」

シロッコ「そうだ。サラもサラの持っている情報も欲しい。もしお前が捕らえられたなら私は同じことをサラに命令するだろう。」

レコア「素直に喜びます。そのお言葉・・・」

シロッコパラス・アテネを用意させてある。あれはよいマシンだ。」

レコア「ご期待に沿えるよう全力を尽くします。」

シロッコ「君ならばできる。レコア・ロンド

 正直レコアはもう少し大人の余裕があってほしかったシーン。劇場版では見透かしたようなセリフがありますが、TV版ではレコアはシロッコに心酔していたと私は思っています。シロッコシロッコで、レコアとサラを競わせつつも、サラ死亡時にはちゃんと怒ったりとどの程度大切に思ってるのか今でもよくわかりません。(実は他に本命がいたとかいう展開でもないですし。)

 

 

 

ファ「アーガマを沈めようなんて!」

レコア「ファ!?」

ファ「強い。はっ。なんて速さえ?後ろ」

レコア「強くなったわね、ファ」

ファ「え?レコアさん・・・レコア少尉なぜですか?」

レコア「ファ、放しなさい。アッ」

ファ「レコアさん」

レコア「元気そうね、ファ」

ファ「なぜ裏切ったんですか、レコアさん」

レコア「やはりそういう風にしか見えなくて?」

ファ「当たり前でしょ。」

レコア「私はもともと主義者ではないわ。私は戦争でなくしてしまった私の感情の行き所を探して生きていたわ。」

ファ「そんな人が私を憐れんで撃墜しなかったんですか?感情的にもならず」

レコア「今の私は女としてとても充足しているの。安定しているのよ。でも、時々昔のことも思い出すから。」

ファ「それは勝手です。私にもカミーユにもショックでした。」カミーユは苦しんでいます。」

レコア「そうね。カミーユは男だもんね。」

ファ「関係ないでしょう。」

レコア「世の中には男と女しかいないのよ。それは思想とか信念とか別のものよ。アーガマの男たちは自分のことしか考えていなかったわ。」

ファ「クワトロ大尉のことなんですか?」

 なんだかティターンズに行った途端MSの腕が上がった気がするレコアさん。アーガマを正確に射撃したり、(味方ですが)バーザムを落としたり。もっとも、エゥーゴ時はろくに戦闘に参加もしていませんでしたが。

 こういうセリフこそΖの真骨頂とおもいますが、今だったら男の考えるフェミニズムとたたかれそうな気がします。

 

 

 

サラ「あ、敵!」

カツ「サラ、なぜまた僕の前へ出てきたんだ?」

サラ「カツなの?」

カツ「そんなにシロッコの所に戻りたいのか?」

サラ「そうよ。だから邪魔しないで。私はあなたよりも先にシロッコに出会ったのよ。」

カツ「そんなことが理由になるものか。」

サラ「そう、そうなの、分かったわ。さぁ、早く撃ちなさい。今なら撃たせてあげるわ。」

カツ「う・・・やめてくれ、サラ・・・会いたいんだ、会って話がしたいんだよ。」

サラ「そんな!たとえそう思っていてもそれを言うのは男じゃないわ。だからあなたのこと全部好きになれないの!」

カツ「サラ・・・」

エマ「カツ、撃ちなさい。」

カツ「中尉が出てくくることないでしょ。」

エマ「カツ・・・」

カツ「悪いのはシロッコです。サラじゃないんだ。」

サラ「カツ・・・あなたの行為は涙が出るくらい嬉しいわ。でも遅いのよ。」

エマ「逃がすか」

カツ「サラ僕には撃てない。撃てないよ。」

 やっぱり前回のカミーユと比べるとだいぶマイルドなイメージ。なお、サラはカツより先にカミーユと出会っています。

 ヘンケン艦長から好意を向けられつつも回避しつつ(劇場版では寝ているらしいですが)、恋愛描写の全くないエマ中尉はどんな男が好きなのでしょう?

 

 

カミーユアクシズが落ちるんだ」

ジェリド「アクシズが落ちる?」

 ※地球寒冷化作戦ではありません。

 

 

 

ファ「私にはレコア少尉が殺せなかったんです。」

エマ「ファが優しいからよ。レコアさんを見守ってあげたいと思ったんでしょ?」

ファ「違います。そんな風に優しくはないわ。わたし。女ってああなんじゃないかって、思ったりするんです。

エマ「そんなことないわよ。」

 今回のまとめ。

 

 

 

ナレーション「こうしてゼダンノ門は宇宙の塵となった。」

 さよならア・バオア・クー・・・