Ζガンダム第43話「ハマーンの嘲笑」
三つどもえの面白さを象徴するお話しでもあります。
ハマーンの作画がやや安定しないのが難点です。
ちなみにわたしは子供のころ、これで「嘲笑(ちょうしょう)」という単語を覚えました。
ハマーン「なるほど。サイド3をくれるか。で、私に何をやれと?」
クワトロ「グリプス2のコロニーレーザーをグワダンの手で破壊してもらいたい」
ハマーン「フフ…シャアからそのような申出を受けるとは、うれしい。だが、困ったものだな。お前はものの頼み方を知らないようだ。」
クワトロ「頼む。ハマーン・カーン。コロニーレーザーを潰してくれ。」
ハマーン「フフフ。約束は守る。我々の力をその目に焼き付けるがいい。」
クワトロ「これでいいなら安いものさ」
捨て台詞を吐かなければやっていられないクワトロと、思い通りになり楽しそうなハマーン。劇場版ではヘンケンの乱入があったりとちょっと違う話になりますが、私はどちらも好きです。カミーユの頭で、クワトロの頭を隠す演出も。
クワトロ「艦長。私も百式で出たいが。」
ブライト「いや。今日はここにいてほしいな。」
この時のブライトはシャアが裏切ることを警戒しているのでしょうか?後でクワトロが自分で言うように屈辱から暴走するのを気にしているのでしょうか?単にアクシズの動きが心配だからなのでしょうか?
ハマーン「フフフ。主砲はアーガマを狙ったのであろう?艦長。アーガマを狙ったビームがそれてグリプス2に当たったとは不幸な事件だ。」
楽しそうなハマーンその2。
クワトロ「ご協力感謝します、ミネバ様」
ミネバ「シャア・アズナブル。お前が戻ってきてくれたことうれしく思う。これからも私のために働いてくれ。」
クワトロ「はい。では、また。」
ミネバ「ザビ家再興の日も近い。それが共に良き日であることを祈ってほしい。」
クワトロ「はい。」
ハマーン「ミネバ様。これでエゥーゴはアクシズのものでございます。これ以降はミネバ様の手足となってザビ家再興のため働いてくれるでありましょう。」
ミネバ「それはシャアの功績であるな?」
ハマーン「はい。もちろんでございます。」
楽しそうなハマーンその3。そして屈辱的なシャア。いろいろなところで言いたい放題いわれるシャアですが、直接的にもっともコケにされるのはこの回では?