今後のアニメ版THE ORIGINを考える。
現時点で全Ⅳ作中Ⅱまで公開されたアニメ版THE ORIGIN。
それ以降の展開はともかくとして、ひとまず漫画版THE ORIGINの『過去編』がアニメ化されることは確定しています。
『過去編』は単行本9巻から14巻までで、2巻ごとにシャア・セイラ編、開戦編、ルウム編に分かれています。
アニメ版4話に対して単行本6冊しかし、現在のアニメ版Ⅰ、Ⅱ話はおよそ単行本1冊分であり、10巻までしか終わっていないのが現状です。
むしろ正確にいうと、Ⅱの終わりで10終がわっていません。
こんなペースで、あとⅡ巻で単行本4冊分どうするんだ!?と思い、改めて公式を確認してみました。
すると・・・
コミックスでいう9巻から12巻までの「過去編」と言われる部分を、一部構成を変えて全4話で割っていくという感じですね。
とのコメントが見つかりました。
ああ、「ルウム編」はアニメ化の対象ではなかったんですね・・・
というわけで話が終わってしまいました。
これならアニメ版Ⅳ巻と、単行本4冊で開戦編までおおよそ終わりますね。
とまぁ、ここで終わるのも難なのでもう少し考えてみます。
「ルウム編」はアニメ化されないといっても、Ⅰで一部「ルウム編」がアニメ化されています。
冒頭のツカミの役割でしたが、同じようにⅣのラストでもしかしたら、と考えています。
特に漫画版12巻はシャアの出番は序盤のララァとの出会いのみで、以降はシャアもセイラも登場しません。
フォン・ブラウンにおけるミノフスキー博士の亡命のエピソードは欠かせないですが、フィナーレを飾るには少々盛り上がりに欠けるのは否めないと思います。
サイド7のエピソードもやや異色ですし、シャアとセイラを中心とするならばなくても問題はないと思います。
そこで是非とも14巻のレビルの拘留から釈放までをアニメ化してもらいたいものです。
そうすれば有名な「ジオンに兵なし」の演説で終わらせられますし、個人的に好きなオリジナルのシャアがレビルを見逃すシーンも書くことができます。
さらにラストとしても申し分ないと思われます。
――ただ、そうなると15巻の内容が丸ごととんでしまい、「ルウム戦役」の流れがわからなくなってしまいますね。
というわけで、12巻で終わるのは残念ですが、なんとか「ルウム戦役」の内容を入れてほしいと思いました、まる。
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