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ガノタのチラシの裏

ガンダムについて思いついたことを気ままにかいています。

episode7 Cパート中盤〜終わりまで 感想

ネタバレ注意





 いよいよラスト。
 小説版をの感想を書いた時にも言いましたが、ファーストや逆シャアのようにラスボスを倒した後にプラスアルファで可能性を示す、というのもガンダムらしく嫌いではありません。






コロニーレーザー発射
 終盤にきて急に機動戦士ガンダムUC「親子」の物語であることが強調されだします。
 流れはやや突飛に感じるかもしれませんが、そのテーマ自体は最初からインタビュー等で言われており、とってつけたものではありません。
 それにしてもブライトの父親であることを立派に語れば語るほど、後の『閃光のハサウェイ』で息子を殺したことにされる、ということの悲劇性がますのが皮肉・・・というかただ、ただ悲しいです。
機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ〈下〉 (角川文庫―スニーカー文庫)
 また予想どおりアルベルトがマーサに詰め寄るシーンがあり私のテンションが上がりました。
 その時のマーサの『・・・あなたは疲れているのよ、アルベルト』の演技と表情もたまりません。
 『モルダー、あなた疲れてるのよ』みたいで笑いそうになるのが難点ですが。
 しかし、個人的にはこのシーンのみどころはブライトがマーサに詰め寄っているよこでローナンがボタンを押すのをためらっているところだと思います。




コロニーレーザー阻止
 コロニーレーザーユニコーンで守ろうとするバナージに各方面からのツッコミ。
ミコットのセリフ

「何が遺産よ。何が可能性よ!」
「そんなことのために命をかけるなんて、バカよ・・・。帰ってきて、バナージ。もう人が死ぬのはたくさん。生きていれば・・・生きてさえいれば、どうにだってなるんだから・・・」
「男の独り善がりなんて・・・!」

はいずれもオールドタイプ的ですごく好きだったのですが、改変されて何の面白みもないものになっていて残念。
 さらになぜか《カフカスの森》から続く親子談義をリディが締めます。

リディ「父親ってのはいつも一言足りないのさ。その分は子供が自分で埋め合わせなきゃならない」

 いいセリフなのでコメントは控えます。





サイコ・フィールド
 『バナージリンクスは、世界を見た。』
 とか文字が出てEDに行くものか思ったらそんなことはなく、しっかりと防衛の様子が書かれました。
 小説版では、フロンタル戦で覚醒したバンシィですが、アニメ版ではここで覚醒し、緑発光に代わっていました。
 ただ、サイコ・フィールドが真ん丸なのがなんとなく違和感がありました。
 もっと不定形なものかと思っていました。
 サイコ・フレームが飛び出す演出は、ある意味どう表現するのか、といったところだったと思いますが、まぁ、映像はすごいです。





エピローグ
 BGMは『流星の涙』のアレンジ。
 ラプラスの箱の正体がミネバの口から語られます。
 やはり注目すべきは途中で出てくるダウナーのマスター。
 アニメ版では声のせいで印象が非常に強かったです。
 そして、上映中から気になりシナリオ冊子で確認しましたが、その後のに移る小屋はララァのいた湖畔だったようです。
 人がいないのがなんとなく意味ありげです。





マーサとアルベルト
 連行される際にアルベルトに手を置き意味ありげないい表情を浮かべるマーサ。
 シナリオ冊子によると、

あんたいい男になったじゃない、兄を見ているみたいよ

っという表情だそうです。
 とても的確に作画されていると思います。
 まぁ、残念ながらババァの作画が良くても売り上げにはつながらないでしょうが。
 はた目にはマーサがアルベルトを利用しているようにしか見えるかもしれないのですが、マーサがはアルベルトを大切にしているというのは、小説版、アニメとおしてまったくぶれませんでしたね。
 『親子』に重点を置いたため、またマーサのフェミニズムも抑え気味だったせいか、マーサのローナンに向けた最後のセリフ、『結局、あなたも馬鹿げた男のロマンの信奉者だったというわけね。・・・呆れたわ』はカットされました。
 どっちがいいかは好みの問題になるでしょう。





人間に戻るバナージ
 結局のところ文字で表現されているから、ユニコーンとバナージの一体化の悲壮感みたいなものもありましたし、人間に戻ったみたいだけど本当に戻ったの?という余地はあったのですが、映像にすると特に違和感なく受け入れられるように思いました。
 おかげで、特に語ることはないです。
 ここからEDテーマが流れ完結。
 このタイミングでEDだったので、ED後に小説版にはないオリジナル・エピローグがあるかも?と期待していたら、ED後に始まったのはTHE ORIGINの予告でちょっとがっかり。
 もちろんTHE ORIGINが悪いわけでなく、勝手に期待した私が悪いのです。
 実際、THE ORIGINも買いますし。





 とりあえず、アニメ版の感想はこれで完結。
 何言ってんのかわからないところ、駆け足で書いたところは随時修正し、総括と『百年の孤独』についても書きたいと思います。
 スタッフの皆様5年にわたりお疲れ様でした。