第23話「疑惑のコロニー」感想
22話かなり間が空いてしまました。
放送終了までに追いつくのは難しそうです。
※ この感想は43話まで視聴してから書いています。
アバンはグルーデック・エイノアの釈放から。
創作物内で捕まったキャラクターが刑期をまっとうするというのは、かなり珍しいケースだと思います。
.たいてい脱獄するか、死ぬかしますよね。
OPが終わってAパート。
マジシャンズ8がゼハートの指揮を叱責。
前回のよくわからないにもかかわらず、もちあげすぎなフリットの戦略に対してこういうことをされると、相対的にフリットの指揮がさらに優れたものに印象づけられるものなのですが、前述のとおり雰囲気だけでやられてしまったのでなんだか脚本の恥の上塗りのよう。
もっとも、本題はフリットを持ちあげることではなく、マジシャンズ8のキャラ付け。
プライドが高くて自分のミスを認めないということが、非常にわかりやすく描かれています。
こういうキャラクターはアニメには付き物ですが、ガンダムの登場人物っぽくするには、見せ方にもうひとひねり欲しいところです。
顔も3人登場します。
ちょっとずつ顔のわかる人物が増えていくという、(たぶん)こどもにやさしいシステムです(笑)
しかし、彼らの名前を8人全員わかる人がどれだけいるのでしょうか…?
あ、それを踏まえてジラード・スプリガンの名前をやたら連呼したのか。
う〜ん。
ソロンシティ。
ヴェイガンのMSの破片から、製造ルートを探る燃える展開――
――なのですが、似たようなことを「機動戦士ガンダム00」でやってるんですよね…。
また連邦側は一貫して(43話時点でも)未だにディーヴァ側の視点以外の様子を描いていないため、この件が今回の話だけで終わっているのが残念。
ヴェイガンにしかたなく協力したという部長さん。
脅迫されていたそうです…25年間。
このコロニーで行っているのはあくまで加工ですから、原材料の流通ルートなどからヴェイガンに迫る(ディーヴァ以外の)人たちがいたら、それもまた(地味ですが)面白い展開だったと思います。
それにしても、動機をべらべらしゃべりだす部長とか、ガンダムの登場人物らしくないのはもちろんですが、フィクションのキャラクターとしても駄目な部類です(半分は演技みたいですが)。
最期はヴェイガンの敗北を確認し、工場を爆破して逃走。
その後(たぶん)登場せず。
(無理のある展開ですが)ヴェイガンに対抗するため、ヴェイガン側の連邦にリークしていたとかあってもよかったと思います。
宇宙世紀のように敵も味方もMSはアナハイム製!みたいなのも確かに問題はありますが。
いずれにしても、この話はもう少し掘り下げられたように思います。
他にもAGEには使い捨てがもったいない設定がいくつか…
オブライトとレミ。
レミが死ぬ必要があったのかは後でかたるので、置いておくとして、アセム編ではそこそこ目立っていたオブライトも、キオ編以降以降出てるにもかかわらず空気です。
復讐鬼キャラはフリットとかぶるからでしょうか?
そもそも復讐に燃えているかどうかもまだ分かりません。
大丈夫か?
アデル(タイタス装備)。
25年かけて、ついに量産されました。
しかし、状況に応じて装備を使い分けるものではなく、後から出た方が単純に強いAGEのウェア換装において、後にでたスパローではなく、タイタスを量産したのは謎。
ウルフを助けたときもビーム使っていませんし(バクトはともかく、ガフランは最初の不意打ちで倒せた可能性があります)。
いまさらですが、コロニーに穴を空けないための気遣いとか一切ないんですね…
改めてみなおしたのですが、23はちょっとつまらないですね。
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