第7話「進化するガンダム」感想
一つだけ言える真理がある。
「ファーデーン編はゴミだ」
フリットが捕えられたのはドン・ボヤージの屋敷でした。
てっきりファーデーンの警察的なところに突き出されるものと思っていましたが、どうやら違ったようです。
エミリー「それにしても、どうしてフリットがつかまらなきゃならないの?」
ザラムとエウバについては黙認されているだけで、通常MSが街中で暴れまわったら捕まっても何もおかしくないと思うのですが……。
イワーク「うん……。あの街はザラムの縄張りだ。
よそ者を放っておいて、敵対するエウバのヤツらになめられるのが嫌なんだろうな」
え!?そんな理由?
バルガス「縄張り争いか。
ここの連邦軍は何をしておるんじゃ」
バルガスが珍しくまともなことを言った気がします。
そしてコロニー内の警察行為を行っているのは連邦軍ということがこの台詞からわかりました。
やっぱり黙認されているという認識は正しいようです。
それと、ようやく連邦の駄目なところが見えました。
フリット「僕の身元ははっきりしたんでしょ。
もう艦に帰らせてよ!」
なんだか、万引きして捕まったガキ見たいなことを言っています。
罪の意識が無いというのは恐ろしい……
っていうか本当にMSで暴れまわったことに突っ込む人がいませんが、別に街中でMSを使うことは罪ではないのでしょうか?
だとすると、物語の見方がかわってくるかもしれません。
フリット 「グルーデックさん、戦艦てどういうことなんですか。」
グルーデック「UEの巣を見つけた。たたき潰すために戦力がいる。」
フリット 「UEの巣!?あいつらの本拠地ってこと?
そこをたたけばこの戦いは終わるんですか?」グルーデック「あるいはな……。」
フリット 「でも、それならどうしてこんな所で戦艦を手に入れなきゃいけないんですか?
連邦軍の総司令部に報告すれば、もっとすごい大艦隊だって用意出来るのに……。グルーデック「UE相手に今の連邦軍が当てになるものか。
連邦運が本当に戦える軍隊であったなら、ノーラは沈まずに済んだ。
おまえの両親だって死なずに済んだのだ!」
グルーデックはなにか企んでいるらしいので、台詞をそのままとらえるのは危険ですが、連邦は雑魚らしいです。
むしろ、ガフランの相手にすらなっていなかったジェノアスでどうやって14年間戦ってきたのかを早く描写して欲しかったりします。
戦艦をあてにしているようですので、戦艦がすごく強い世界なのでしょうか?
フリット 「グルーデックさんもUEに家族を……。」
グルーデック「お前と私は同士だ。
一緒にこい、フリット。」フリット 「えっ?」
グルーデック「ガンダムのパイロットはお前だ。
そしてそれをいちばんうまく指揮することができるのはこの私だ。」
はたしてグルーデックがこれまで指揮を執ったことがあったか、フリットが指揮受けたことがあったのかは甚だ疑問ですが、この場はうまく懐柔されています。
フリット君、ちょろいです。
子供を連れて抗議にくる、というなかなかセコイ思考を持ったエミリー(ついてきただけですけど)。
将来は立派なプロ市民になれそうです。
しかし、本当にフリットが悪くないと思っているのなら、悪いのはエミリーの頭だ、っと言いたいのですが、みんなの反応をみる限りコロニーで暴れることを悪いという人がいないので、やっぱり間違っているのは私なのか……?
攻めてくるエウバのみなさん。
ちゃんと白兵戦用の装備も今回は持っています。
マシンガンが有効な兵器で無いことにようやく気付いたようです。
……いままでなにやってたんでしょう?
本気で街を壊さない為の配慮だったんでしょうか?
ドン・ボーヤージ「ガンダムか?少し惜しい気もするが今は構ってもいられん。とりあえず放っておけ。」
せめて、軟禁状態のフリットとグルーデックを何とかして下さい。
前回を観みるに介入してくるのは明らかではないですか……。
そして案の定脱出する二人。
グルーデック「子供たちを連れて、いったんディーヴァへもどるぞ。」
今度は艦長が子供を戦艦に連れ込もうとしていますが、本当にこの世界では部外者が戦艦に入ることは問題の無い行為のようです。
だんだん、私の常識が通用しない世界であることがみにしみてきました……。
一応今回は緊急事態だからという言い訳も可能ですが。
ザラムVSエウバのMS戦。
格闘漫画のようにすっごく軽くMSが吹っ飛んでいきますが、音は重厚でなんかシュール。
さらにやっぱり戦闘に介入するフリット君。
こんなりくつでいいのか?っという理由で突っ込んでいきますが、納得すところもあったようです。
まぁ、子供向けならこんなもんでしょう。
ってか「シマ」とか「名前」とか本気でどうでもいいことで争ってるんですね。
昔からの因縁というより、やくざ的な感じのようです。
せっかく前回ちょっと重い説明したわけですから、もう少しなんとかならなかったんでしょうか?
ついに来た、ラーガンの活躍シーン。
今週の感想は「ラーガン大活躍」で溢れることでしょう。
最後はタイタスが登場。
ギリギリのタイミングで助けるのを、同じ週に、しかもほとんど時間を空けずに2度やるのは演出としてどうなんでしょう?
ようやくネグザのフレーバー問題の一つがクリアされました。
あとはヴェイガンの名称と、ゼダスにデシルが乗っていること。
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