機動戦士ガンダムUC episode 4「重力の井戸の底で」Bパート 感想
Aパートについてはこちら
トリントンを襲撃する残党。
なんだか景色が現代の日本みたいですが、気のせいでしょうか。
カプールがジムを盾にするのは、0080の北極基地でハイゴックがやったことを思い出させます。
ゾゴックがヒート・サーベルを持っていることは今回初めて知りました。
流石にパンチオンリーってことはないですね。
ファット・アンクルでさえデザインが変わっていたのも驚かされました。
でも一番驚いたのは事前情報が(たぶん)なかった新型シフリート・シュナイド。
まさかこんな機体もでてくるとは思いませんでした。
個人的には、イフリートのバリエーションはイフリート・ナハトを見てうんざりしました。
クナイって……
今回のシュナイドもなんだかなぁって感じです。
またクナイだよ……
イフリートは立体化されてませんが、これが初めての立体化になるか……?
上記の通りジオンはいろいろ活躍していましたが、連邦は散々でした。
ただのやられやくです。
以前も書きましたがリファイン版ネモのデザインはすごくかっこいいと思うんですけどね、全く活躍していませんでした。
そんな中颯爽と登場してジオンのMSを片づけていったMSがいました。
バイアラン・カスタムです。
ガンダムエース12月号には、ガンダムUCエースVol.3の予告で「マンガでは、あのバイアランのカスタム機が登場!」というアオリでしたので、UCエースのオリジナル機体かと思っていました。
アニメ版のみの方には単なるモブMSのわりにやたら活躍してんなぁ、という感じでしょうか。
一応あのバイアランのバックグラウンドはガンダムUCエースVol.3で読むことができます。
まぁ、読まなきゃ楽しめないという類のものではありませんので、読まなくても別にいいと思います。
ちなみにバイアラン・カスタムはバイアランをベースに、ガブスレイのクローアームとギャプランの羽根をつけたものらしいです。
プレミアムバンダイでROBOT魂が販売されるらしいです。
episode 4登場MSが早くも立体化!「ROBOT魂 バイアラン・カスタム」プレミアムバンダイにて受注開始! | GUNDAM.INFO | 公式ガンダム情報ポータルサイト
むしろ普通のバイアランが欲しいと思ったのは秘密。
そして今回のメイン、シャンブロ戦です。
リフレクター・ビットが勝手に放出されます。
親の意思、みたいな事をロニは言っていましたが、マハディ・ガーベイならやってもおかしくないでしょう。
それを止めるのが小説版のロニでしたが、復讐鬼という単純なキャラになってしまったアニメ版ロニはそのまんま突っ走ってます。
イスラム教関係や、収録時間のためとはいえ、ロニはアニメ版では残念なキャラすぎます。
ガンダムエースのインタビューでは背景をちゃんと描くと1時間じゃ無理ともありました。
小説版ではビットは「レフレクター・ビット」と表記されていましたが、パンフレットは「リフレクター」になっています。
小説版は何かこだわりでもあったんでしょうか?
残念ながらシャンブロ本体はあまり動いてくれませんでした。
腕だけのときや、メガ粒子砲発射の時の頭はん申し分ないのですが(後者は監督が大砲好きだから?)。
あれを本気で動かそうと思ったら、作る側が大変なことになりそうですから、まぁ、あきらめましょう。
戦闘内容はマハディがすでに死んでいるので、ユニコーンVSシャンブロは小説版とは全く違うものになっています。
途中サイコ・フィールド(アニメ版ではまだ出ていない私があまり好きになれない言葉です。このまま出さないで欲しい……。)らしきものが出ていましたが、シャンブロってサイコ・フレーム内臓のMSでしたっけ?
ただの演出で特に気にすることじゃないんでしょうか?
また、全裸のバナージや死んだカークスがでたりという演出がありました。
小説版と同じ倒し方はできないため、いたしかたないと考えるべきかもしれませんがこの戦いは微妙でした。
たぶんアンジェロもこうなるんだろうなって感じです。
バナージが「撃てましぇん(舞台挨拶ネタ)」もとい「撃てません!」といってビームライフルを撃たなかったため、シャンブロの止めを刺すのがリディに。
ガンダムエース12月号によると、古橋監督が「バナージにはもう人を殺させたくないんだ」と譲らなかったためこうなったそうです。
バンシィに負けて以後は殺しまくりじゃないか、と思ったのですが、ちゃんと止めを刺した名前のあるキャラはフロンタルくらいしかいませんね。
モブキャラは虐殺してますけど。
そんなわけで、ヘタレとして私の愛すべきキャラクターリディですがアニメ版では残念っぷりに拍車がかかってます。
アニメオリジナルの台詞「可能性に殺されるぞッ!!そんなもの捨てちまえッ!!」を聞いたときは狂気染みて良かったと思いますが。
舞台挨拶では福井晴敏さんにストーカー呼ばわりされていました。
酷すぎる……。
最後はバンシィが登場して完結。
EDに映像はありませんでした。
前回のは本当に時間がなかったからいれただけだったのでしょうか?
さて次回は小説版でカイ・シデンやベルトーチカ・イルマが登場するところです。
パンフレットの予告には出ていアニメ版ではどうなるのでしょう?
いなくても話はすすめられるだけに、カットの可能性もありますね。
今回私が見たかったのはガルダでのユニコーンVSバンシィとそれにまつわるバナージ、リディ、マリーダ、アルベルト、ジンネマンとの人間関係だったのですが、どうやら次巻の内容だったようです。
アニメ版のユニコーンで私が一番見たいのはそこなので、ちゃんと作っていただければそれで満足です。
忘れてましたが、アニメ版ではアルベルトが何者かまだ明かされていないんですよね。
たぶん、ガルダ内で明かされることになるのでしょう。
しかし、ローゼン・ズールが出るとなると端折られないか心配です。
BDのメニュー画面はさわやかな空に代わていました。
個人的には前のサイバーな感じの方が好きです。
全く関係ありませんがAGEの6話はツッコミどころがいっぱいありましたね。
追記:一番大切なことを書き忘れました。
バナージとジンネマンの殴り合いの原作再現は素晴らしい。
他に言葉はいらないと思います。
――というようなことを書こうとしたら、本当に言葉が無くなってしまいましたというオチ。
おっさんにしか受けないんだろうな、こういうの……
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