episode 2「赤い彗星」 Bパート 感想
パラオ攻略戦へのブリーフィングからBパートです。
会話に合わせてMSの補給などの様子が描かれています。
ちなみに口元の赤い見慣れないタイプのジェガンは明貴美加版のものです。
オットーは、途中で退席し部屋を出てエレベーターにあたります。
個人的にオットーは小説版からのキャラクターが最も丁寧に書かれているキャラクターだと思います。
多分、アニメ版のみの視聴者でも、このepisode 2を観れば、頼りがいのないオットーの性格は理解できるのではないでしょうか?
しかしながら、この時のダグザの「我々は彼に借りがある〜」の話を、後にバナージに伝えたり、最終的にリーダーシップをとったりと、まったく頼りにならないわけでもないところが彼の魅力です。
ダグザの口からはネェル・アーガマの「ハイパーメガ粒子砲」の話が出ます。
ロンド・ベル新型のラー・カイラム級の戦艦を使わずに、一世代前の戦艦をあえて出した最大の理由は、この「ハイパーメガ粒子砲」を使うためだったのだと思います。
ネェル・アーガマ最大の特徴ではありますが、残念ながらΖΖガンダム本編でも43話の「コア3の少女(後編)」でしか(多分)使われていないマイナーな装備です。
そういえば、この話にはミネバ(影武者)やプルツーも登場しています。
偶然とはいえ縁を感じますね。
ついでにキャラ・スーンが「汚名挽回」という言葉を言う回でもあります。
ジェリドの汚名挽回は有名ですが、実はキャラも言っているのです。
場面は代わってパラオ。
フロンタルの部屋にある花瓶がすごくかっこいい。
ギルボアの家での食事。
会話はほぼ小説版通りなのですが、無表情で女の子を捕まえるマリーダの動きが面白いです。
ただし、食事前に「アーメン」というのはカットされています。
ここがカットされるとなると、「重力の井戸の底で」でのイスラム教の部分がどうなるのか怖いですね。
マリーダが宇宙に棄てられた人々にとっての“光”について語ります。
マリーダにとっての“光”はepisode 3で多分語られるでしょう。
台詞にかかった映像では、パラオに潜入するロトやマンハンターが。
最初のカットでアイザックが映っていますが、これはAパートの感想で書いた通り、ガエルのものだと思います。
スラム街のようなところでメッセージを受け取るバナージ。
こういった形で地図を受け取るとなると、ティクバとの会話はカットでしょうか?
正論しか言わないバナージと、子供の理解力で現実的な話をするティクバの会話は皮肉が利いていて面白いんですけどね。
というかバナージの人格形成に重要でもあると思うのですが……
バナージがメッセージを見て今回は終了です。
改めて思いますけど、この終わり方はないと思います。
もう少し時間があれば、というかeoisode 2は90分くらいって話ありませんでしたっけ?
最後にepisode 3の予告についてです。
劇場では普通に入っていたのでBDにもついていると思っていたら、BD-LIVEでDLしないと観れませんでした。
前回フロンタルのワンカットのみだったことを考えると、1分と言うのはありがたいです。
最初に登場するのは、袖付きの装飾のついたドム顔のMS。
「メカニカルアーカイブス」によると、パラオにドムタイプのMSはいませんので、アニメ版オリジナルのはず。
ドライセンに似ていますが、色が微妙に違いますし、なんなんでしょう?
続いてデルタプラス。
個人的に機動戦士ガンダムUCに登場する一番かっこいい連邦系MSはデルタプラスだと思ってますので、予告で観れるのは嬉しいです。
そしてローナン・マーセナスとマーサ・ビスト・カーバイン。
ついにこの二人の登場です。
そういえば、リディが家の名前を使って救援を呼び掛けるところはカットされていましたね。
アニメ版のみの方は、マーセナス家について理解するシーンが、ミネバとの会話しかなかったと思いますが、ちゃんと伝わっているでしょうか?
大気圏に突入するユニコーン。
真ん中のepisode3で小説版の真ん中の5巻終わりまで行くのは確実なようです。
最後はユニコーン対クシャトリヤ。
ちゃんとバインダーがついて4枚になってます。
マリーダの髪がほどけるのを観てなぜか、ギギ・アンダルシアを思い出しました。
episode 2を観る数日前に↓を観ていたからでしょうか?
これはすごいですよね、ひそかに応援しています。
ユニコーンの次は「閃光のハサウェイ」のアニメ化希望みたいなコメントもありますが、正直言って「閃光のハサウェイ」って映像化に耐えられる作品ではないですよね。
Ξガンダムやペーネロペーはかっこいい(特にリファイン版)と思いますし、動く姿を見たいとも思いますが、かなりシナリオをいじらないとすごく地味な映像になってしまうと思います。
そういえば、ユニコーンの連載が始まったころは、絶対クワック・サルヴァーの名前がどこかで出てくるに違いないと思っていました。
話がそれましたが、後半に戦闘がないのが気になりましたが、カットやアレンジのおかげでいい映像になっていると思います。
episode 3も小説版ではあまり面白くないと感じた部分ですが、楽しみに待ちたいと思います。
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