ガノタのチラシの裏

ガンダムについて思いついたことを気ままにかいています。

2010 No.100 12月号 冨野監督の新ガンダム?「はじめたいキャピタルGの物語」

 今号でガンダムエースは100号目だそうです。
 ガンダム専門の雑誌でこれだけ出るってすごいことですね。
 おめでとうございます。




 っとまぁ、私とガンダムエースについてでも書こうかと思っていたのですが、このガンダムエースにとんでもないものが掲載されていました。
 「はじめたいキャピタルGの物語」というタイトルの冨野監督の小説です。
 8ページという短いページ数ではありますが、気になることがたくさん出てきました。
 まずは「マンマシーン」という単語が登場します。
 マンマシーンと言えば、宇宙世紀0203年を部隊としたガイアギアにおけるMSにあたる言葉です。
 つまりこの作品はガンダムだという推測が可能です。
 次に「宇宙エレベータ」という言葉も出てきます。
 「宇宙エレベータ」は少し前のガンダムエースのインタビューの中で次回作の構想として搭乗していたもの。
 要するにそのときのインタビューで語っていた作品というのが、この「はじめたいキャピタルGの物語」だったということになります。
 さらに本文にはこんな文章が。

 地球から衛星軌道に上がる宇宙エレベータは、前の世紀のころに3基建設されていたのだが、宇宙世紀のあいだに破壊されたり、残った一基も崩壊寸前だったのを、前世紀の”干渉期”に修復されて、それが正常に運用されることになったことを記念して、現在は、人類史に新しいメッキをしようという意味の呼称がつけられていた。
 それから千余年、(以下略)

 宇宙世紀ということばがここではっきりと登場したことにより、前記のマンマシーンはMSと確定しました。
 その後にはミノフスキー粒子という言葉も登場しています。
 そして、この文章からは、現在の年号が宇宙世紀ともそれ以外ともとれるのですが、少なくとも一度(読み方によっては2度以上変わっていると読むこともできると思います)年号が変わっていることがわかります。
 しかもそれから千年以上のときが流れているそうです。
 千を超える年号がでてくるガンダムといえば、∀ガンダムの正暦2345年がうかびます。
 しかし、2000年の間、ギム・ギンガナムが演習をしていて実践を行ったことがないことや、宇宙エレベータという作品の根幹をなすと思われるものが登場していないことから正歴の一部の物語と考えるのは、現段階ではありえなさそうです。
 そして千を超える年号は他の作品では登場していないことをもう一度かんがえると、宇宙世紀千年代の話、もしくは新たな年号と考えるのが妥当なようです。
 現在が宇宙世紀で前の世紀が西暦だとすると、前の世紀で建設された3基の宇宙エレベータということで機動戦士ガンダム00とのつながりを考えることもできますね。
 いずれにせよヒントが少なすぎて推測の域をでません。





 これが以前噂になった、ガンダム35周年で創られる(かもしれない)冨野ガンダムなのでしょうか?
 だとすると、あと4年先のことになりそうですが、期待して待ちたいと思います。
 それにしても予想外のうれしいサプライズでした。
 改めて、ガンダムエース様100号おめでとうございます。