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ガノタのチラシの裏

ガンダムについて思いついたことを気ままにかいています。

Frozen Teardrop 贖罪の輪廻Ⅱ 感想

新機動戦記ガンダムW

 漫画版の連載開始に伴ってか、エンドレスワルツのMSの解説「エンドレスワルツ リプレイ」が始まりました。
 特に漫画版で活躍しているデスサイズが見開き2ページで詳しく説明されていました。
 気になったことは一つ。
 Endless Waltz版のオペレーションメテオ時代の機体、すなわちTV版の初期の5機にあたるMSのことがアーリータイプではなく、アーリーモデルと呼ばれていました。
 確か、こう呼ばれることも全くなかったわけではないと思うのですが、公式(?)の雑誌の中であえてメジャーでない名称で呼ばれたことをかんがえると、今後はアーリータイプではなくアーリーモデルで統一されるのでしょう。
 もっともロザミア・バムとロザミア・バムのような例もあるので、確実ではありませんが。



 さて連載2回目です。
 今回はほとんどがトレーズのパートで占められて、ゼクスとともに戦果を上げる場面などが書かれました。
 話の本筋が見えてこないためか、早くも私の中でちょっとだれてきました。
 トレーズの過去が書かれるのもつまらなくは無いのですが、このまま続いていくことに少々不安を感じます。
 本編では「ファザー・マックスウェル=デュオ・マックスウェル」、「老子・張=張・五飛」が明かされました。
 読み手は、前回の感想で描いた通りもうわかっていたことですが、本編で書かれたことによって確定されました。
 多分ガンダムW本編を見ていない人はこの小説を読んでいないと思うので問題は無いと思うのですが、以前キャシーが観た映像の中にヒイロ(主人公のほう)が学園でデュオ・マックスウェルと名乗るシーンがあったため、混乱を避けるためファザー・マックスウェルの口から「俺の名前を勝手に使いやがったんだ」という解説がついていました。



 まずはAC(アフターコロニー)の世界における、トレーズ登場以前のMS(モビルスーツ)の役割が書かれていました。
 もしかしたらどこかの媒体で書かれたことがあるかもしれませんが、私にとっては初出の内容でしたのでここでまとめておきます。

・本来の役割は建築の為の大型工事作業用マニピュレーター装置だった。
・戦場でも使えると最初に考えたのは反連合レジスタンス。
レジスタンスの行動に注目したozの技術士官が本格的な開発を開始。
・AC175年、トールギスの開発の中心だった5人の技術者の逃走により頓挫(いわずもがな、ドクターJ、プロフェッサーG、ドクトルS、H教授、老子Oの5人です)。
・後任者のセイス・クラークが「リーオー」「エアリーズ」、ツバロフが「トラゴス」開発。
・この3機(リーオー、エアリーズ、トラゴス)は一個師団に一機という編成が主。連合軍首脳部はMSの活用について考えておらず、補佐的役割しか与えられていなかった。

 セイス・クラークは、トラント・クラークの兄にあたる人物だそうです。
 上記のような運用方法に対して、トレーズは3機種を1部隊に組み込むべきであるとしたそうです。
 トレーズが提案したのは、

 まず第一戦闘で、エアリーズに偵察、分析、奇襲をかけさせ、敵前線を撹乱させる。
 第二戦闘では、第一戦闘で得た正確な情報を元に、トラゴスの砲塔で援護射撃をしつつ、主力部隊であるリーオーが、突撃する。
 第三戦闘で、敵主力に全勢力を集中させ、包囲をするまで攻撃を継続すれば勝利は確実。

 だそうです。
 兵法に対して私自身知識がありませんので、ごくごく当たり前のことを言っているように聞こえますが、ナポレオン、ヒトラーの例を出して、役割の違う兵を同時に運用することがいかに斬進かなどを説いていましたので、すごい発想だったのだと思います。
 この運用方法を実践したのは、モガディシオ
 その時の編成は

エアリーズ――トレーズ・クシュリナーダ、ゼクス・マーキス
ラゴス――ルクレツィア・ノイン、イヅミ・ターノフ
リーオー――ソラック・デルビリュック、エルヴ・オネゲル

 これがトレーズと、ゼクスの初陣。
 敵MSが出ていないこともあり、戦闘シーンが淡々と語られるだけで終わることがもったいなく感じました。
 こういったエピソードは1話かけてもいいように思いますが、トレーズの過去を書くことが目的なのではしょられてしまうのが残念です。
 この戦果で連邦、レジスタンスともMSの活用にうつっていったそうです。



 リーオーにも様々なバリエーションがあったようです。
 私の知っているリーオーは型番が「OZ-06MS」ですので、おそらくⅥということになるのでしょうが、リーオーⅡ(旧キマイラ)、リーオーⅢ(新型キマイラ)、リーオーⅣ(グライフ)が登場していました。
 おそらくビジュアル的な差はほとんどないのでしょうが、設定画などをみたいですね。



 後半では月基地での「第一次月面戦争」と呼ばれるエピソードが書かれました。
 近年のガンダムシリーズに欠けていると思われる戦術的な部分が登場していたため楽しめました。
 しかしやはりマクロな視点が中心に書かれていて、一兵士の感情を中心としたミクロな視点がないため、感情移入しにくいのが難点。
 ですが、こういう戦術は全体を見渡せるいわば、神の視点で見てこそ面白いものですから、バランスが難しいかもしれません。
 もっとも、それを最大限活かせるのがまさにこの小説という媒体なのだという気もするのですが。
 戦術的な部分を細かく書くと、それだけでかなりの行数を必要とするため割愛しますが、今回で混乱はまだ終結しておらず、トレーズが月基地へ、向かうところで今回は終了しています。
 状況は連合側が圧倒的に不利であり、指揮をしていた者の中にはトレーズの弟のヴァンもいました。
 次回あたりヴァンに何か起こってトレーズの物語が動きそうです。



 ラストではヒイロ・ユイ(主人公のほう)が目覚めファザーと会話(あいさつ程度)をして終了。
 っというかファザーに「お前は相変わらずだなあ」といわれ、「お前もな、デュオ……」と返すだけなのですが、ヒイロってデュオのことを、デュオと呼んでいましたっけ?
 カトル、トロワ、ウーフェイはそれぞれ呼び捨てにしていたのは覚えているのですが、デュオをデュオと呼んでいたシーンが思い出せない……
 これはTV版を観直さないといけないのか……?










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