2010 No.097 9月号 ひかる宇宙編 SECTION Ⅶ
ここから22巻、おそらく最終巻の内容です。
THE ORIGINオリジナルの展開がいくつか見られました。
まず、ララァを失ったシャアが向かったのは、キシリアの元ではなく、なんとギレンのところでした。
こういうと、キシリアの元へ向かったアニメ版のシャアが情けなく見えてしまいます(私のシャアの好きなところは、情けなかったりダサかったりするところなんですけど)。
ギレンが「ニュータイプ」に対して関心が薄いのはアニメ版通り。
しかし、ギレンはシャアに対して、正体を分かっているという趣旨の発言をします。
ギレン「お前が誰かということは知っているぞ
キシリア機関だけがジオンの諜報組織ではない」
読んでいてニヤニヤしました。
当然に知っていてもおかしくない立場でありながら、アニメ版では一緒のシーンがないためギレンがシャアと話すだけでもゾクゾクします。
「赤い彗星も地に堕ちたものだな」のキシリアの台詞もアレンジされギレンの口から発せられました。
そしてシャアは、キシリアではなくギレンからジオングを譲り受けます。
別れ際に、ギレンの去った先を見てにやりと笑うシャア。
たまらないですね、今後の展開に期待がもてます。
有名な「脚なんて飾りです。エライ人にはそれがわからんのです」はカットされず。
もう一つのオリジナル展開、セイラさんです。
予想通りに私の予想は外れ(妙な日本語)、シャアと接触することなくア・バオア・クーへ潜入しました。
しかし、ジオン兵に見つかってしまったところで、今回は終了。
こ、これは、続きが気になります。
新MSが今一目立たなかったセイラですが、今度こそ活躍してくれそうです。
ここに来てオリジナルが面白いです。
上以外では、キシリアはドロスで、ワッケインのルザルを沈めています。
アニメ版から大躍進のワッケインですが、結局お亡くなりになりました。
そのため、キシリアはギレンのところへはまだ着いていません。
次回が楽しみです。
THE ORIGINは、遅くとも来年春には終わると思いますが、ガンダムエースは大丈夫でしょうか?