ガノタのチラシの裏

ガンダムについて思いついたことを気ままにかいています。

Aパート epispde1「ユニコーンの日」感想と解説のようなもの

 アバンタイトル2010-02-23 - ガノタのチラシの裏
 Bパート:2010-02-28 - ガノタのチラシの裏



 クシャトリヤの戦闘シーン。
 小説版では、出撃前の会話がジンネマンが、マリーダのマスターに対して、「マスターはよせ」と言わないことで緊張を表わしている描写なのですが、しっかり「マスターはよせ」と返しています。
 epispde1「ユニコーンの日」全体を通してモノローグが一切かかれないので、微妙なニュアンスが伝わらないため当然の変更。
 このまま書かないで行くんでしょうか?
 冒頭7分で予算を使い切ったとの話は伊達ではなく、とにかく動きます。
 注目すべきは、ファンネルを含めた、ビームの描写。
 アニメ版ユニコーンではビームが熱戦として演出されています。
 MSの爆発シーンをみると、ビームの熱でいったん焼けてからMSが爆発しているのがわかります。
 こんな演出TVでやったら、大変なことになりますね。
 惜しむらくは映画館のスクリーンで見てしまったため、Blu-rayの画面では迫力がダウンしてしまったこと。
 無料で見れる部分は戦闘の途中までになります。



 場面はかわって、主人公バナージ・リンクス登場です。
 バイトの設定などはカットされ、アナハイム高専の実習施設にタクヤやミコットといる設定になっています。
 目撃するMSもギラ・ドーガからザクⅡに変更されています。
 ギラ・ドーガとザクⅡ、どっちが視聴者を喜ばせるか、ということを考えれば良変更と言えるでしょう。
 しかし、ミコットとの会話は完全にバナージが厨二病にしかみえません。
 地の文で書かれているのと、口に出してしまうものではこうまで違うかという印象です。
 まぁ、地の分であっても緩和されるだけですが。
 ミコットも小説の褐色よりの肌から、白人みたいな肌の色に変更。
 会話のリズムがなんかいいです。



 バナージが目撃したユニコーンにはテストパイロットとともにカーディアスが載っているように変更されています。

 カーディアス「さすがだな」
 パイロット「い、いえ……」
 カーディアス「……機体がだ」
 パイロット「あ……」

 ガンダムが好きな人は、こういう会話が好きなはず。



 プチモビでオードリーを助けるバナージ。
 尺の関係かここでオードリーの申し出を断らないため、オードリーの偉そうな感じが全体として薄れてしまっているのがちょっと残念。
 ホットドッグを食べるオードリーは一部の人にとっては今回最大の見どころのはず。
 マリーダから逃げるシーンは映画という映像作品という都合上、動きを見せなきゃいけないのはしかたないのですが、軍人(テロリスト)が民間人のガキにやられちゃいけないような。
 小説版では一応、コロニーの構造を利用のみになっていたので、あまり気にはならなかったのですが。
 ハロをアムロが作ったというのは公式でしたっけ?
 一般の物として売られていたというのと、アムロが作ったという両方の説があって確定はしていなかったというのは、わたしの感違いでしょうか。
 財団の屋敷内ではほぼ小説番通りで、バナージが追い出され、Aパートは終了です。



 ネェル・アーガマやマンハンターはカットです。
 やっぱり物語を追うだけで精一杯ですね。