ガノタのチラシの裏

ガンダムについて思いついたことを気ままにかいています。

0096/Final Sect 「虹の彼方に」1 感想

 最終章です。
 『箱』の正体が明かされ、マーサ・ビスト・カーバイン、フル・フロンタル、リディ・マーセナスとの決着が書かれます。



 マーサ・ビスト・カーバイン
 移民評議会でのローナン・マーセナスとジョン・バウアーの会話から始まります。
 「逆襲のシャア」で名前しか出ていなかった、ジョン・バウアーが会話もします。
 おそらく設定画がないかと思われますので、アニメ版でビジュアルが明かされるのが楽しみですね。
 そこにマーサが乱入し、ローナンを呼びつけます。
 呼びつけた先はシャイアン。
 ガンダムではΖガンダムアムロが隠遁生活を行っていた地として有名(?)。
 『カフカスの森』と呼ばれるその地へ呼びつけたのは、コロニーレーザー使用の同意を得るためでした。
 バナージたちが『箱』を手に入れてしまうのなら、焼き払ってしまえ、というマーサらしい考えです。
 かつてのグリプス戦役ティターンズエゥーゴが使用したものが改修されていたようです。
 ガンダム名物巨大兵器ですね、そういえばこれまでユニコーンには登場していませんでした。
 マーサからの最後の攻撃はコロニーレーザーによるものと決まりました。
 これがの宇宙世紀ガンダムでなかったら、MAに乗ったマーサが出てきてしまうのでしょうか。
 ローナンは結局マーサにいいように利用されただけという結果に終わってしまいました。
 カイ・シデンを説得できなかった時点で、彼の運命は決していましたね。



 ネェル・アーガマ
 最後の戦いに向けてネェル・アーガマ内の準備も進みます。
 マリーダの頼みでバナージはジンネマンと話しますが、結局協力を取り付けることはできませんでした。
 その後はバナージとミネバの赤面する会話は、各自でお読みください。
 ミネバとバナージの二人の時と、それ以外の時との書きわけは本当にうまいです。
 ユニコーンはフルアーマーユニコーンになり、出撃します。
 最後の最後で強化装甲をつけられたガンダムというと、ΖΖガンダムが浮かびます。
 ΖΖのフルアーマーはクィン・マンサに一瞬で破壊されてしまいましたが、果たして、ユニコーンのフルアーマーはどうだったかというと……
 そしてユニコーンは、サイコジャマーを搭載したローゼン・ズールとの戦いになります。



 アルベルト・ビスト
 『箱』の在り処の予想がさりげなく当たっていたアルベルト。
 すでにバンシィをネェル・アーガマへ向かわせていましたが、マーサの通信でコロニーレーザーがインダストリアル7を狙っていることを知り、サイコ・フレームを積んだベース・ジャバーでリディの元へ向かいます。
 本当にアルベルトは立派になりました。
 共鳴するサイコフレームが多いほどバンシィには有利と言って飛び出しましたが、似たような台詞を吐いたチェーン・アギは……(別に死亡フラグじゃないです)



 というわけで、次回は戦闘がメインになります。

 個人的今回の名台詞
 オットー・ミタス「あなたには、あなたにしか語れない言葉がある。伝えてあげてください、あなたのお仲間に。我々にそうしたように、心に訴えかけてくださればいい」