ガノタのチラシの裏

ガンダムについて思いついたことを気ままにかいています。

0096/Sect.7 「宇宙と惑星と」1 感想

 ようやくフル・フロンタルの出番が増えてきます。
 よく考えればシャア自身もはっきり自分が軍を動かしたのは、「逆襲のシャア」のときだけですから、「シャアの再来」といってもこんなものなのかもしれません。



 アンジェロ・ザウパー
 専用機のローゼン・ズールを携えての久々の登場です。
 デザインは完全にハンマハンマの後継機といったところ。
 両腕のインコムと対ユニコーン用のサイコ・ジャマーが特徴です。
 有線式ということでアンジェロは所詮オールドタイプだったようです。
 彼もバナージに執着するキャラクターとして、もう少し出番があれば違った印象だったのかもしれませんが、いまひとつ中途半端な感じでした。
 倒されるべき敵という感じでも、同情して倒されて欲しくないと思える人物でもありませんでしたので。
 ジンネマンとマリーダの関係とフロンタルとアンジェロとの関係は、対比になっていたのかどうかよくわかりません。



 ジョン・バウアー
 こんな名前を聞くとは思いませんでした。
 「逆襲のシャア」の冒頭でノア一家のシャトルのチケットをとってくれた議員ですね(ロンドベル設立にかかわった議員のひとり)。
 バウアーの呼びかけで、この戦いが第三次ネオ・ジオン戦争と認定される動きが出ているそうです。
 結局続報がないのでわからないのですが、認定はされたんでしょうか?「ラプラス戦争」とは呼ばれるようになると最終巻には出ていましたが。



 ゼネラル・レビル
 一年戦争の名将レビルの名のついた船です。
 相変わらず軍隊を私物化しているマーサが持ち出してきました。
 あのアルベルトが艦内に演説をして士気を高めます。
 マーサに「死線をくぐってたくましくなったのかしら?」と言われますが、あながち間違っていないように思います、失恋(正確には置いていかれただけですが)で強くなったんですね(笑)
 そして偽の資料を作ってリディをバンシィのパイロットとして、紛れ込ませています。
 アルベルト、成長しましたね。



 モナハン・バハロ
 「袖付き」の黒幕モナハン・バハロがここで初登場します。
 ジオン共和国の初代首相ダルシア・バハロの長男だそうです。
 アンジェロがモナハンについての印象を語るなかで、”客”によくいたタイプだと語り、アンジェロがかつて男娼婦だったことがわかります。




 ネェル・アーガマ
 バナージはガエルとはなし、カーディアスについてやNT-Dについて聞きます。
 NT-Dにはニュータイプと強化人間と見分ける能力が付いているそうです。
 そしてオットーやミネバの演説で結束したかに見えた、ネェル・アーガマですが、ジンネマンらガランシェールメンバーが何やら不穏な動きを見せています。