ガノタのチラシの裏

ガンダムについて思いついたことを気ままにかいています。

0096/Sect.4 「ラプラスの亡霊」③ 感想

 来月は4巻が発売なりますので、今月のガンダムエースでは表紙イラストが公開されていました。

 4巻から挿絵イラストが安彦良和さんから虎哉孝征さんに代わるわけですが、表紙は今まで通り安彦良和さんの書き下ろしでした。

 これはうれしいです。

 しかし、1ページ使って広告が載っていますが、挿絵変更について一切触れられていないどころか、虎哉孝征さんの名前すら載っていません。

 ……なんだかなぁ。

 表紙が変わっていないため、今まで通りだと思って購入して中を見て、挿絵が変わっていることを知って発狂する方が少なからずいそうで怖いですね。

 単行本のみの読者がどの程度いるのかは知りませんが、発売後のamazonのレビューとかちょっと荒れるんじゃないでしょうか。

 それにしても表紙イラストのクシャトリヤのカッコよさはやばいです。



 さて本編です。

 今回は場面の変更ごとに、ユニコーンから発信されている演説が流れます。

 まずは艦内の様子が語られ、前回気を失ったバナージが目覚める様がダグサ視点で描かれます。

 ダグサ視点であるため、オールドタイプのダグサとニュータイプのバナージの違いが表れています。

 そしてガエルのアイザックが接近。

 素人のバナージが乗っていますが、機体の性能差がかなりあり、ユニコーンはアイザックを圧倒します。

 挿絵のアイザックに「袖」がついてました。



 今回で最も重要な事実として、ついにアルベルトの正体がビスト家の嫡男であると明かされます。

 珍しく私の予想が当たりました(当たったので言いますが、まぁバレバレでしたね)。

 一人称は引き続き「ぼく」でガエルにかける言葉も弱々しいです。

 と思いきやガエルを銃で撃ちます。

 ……いざというときは、意外とやる男かもしれません。



 ダグサの死亡フラグっぽいかっこいいセリフ。

 いかにもこれから死ぬ人のセリフでした。

 そしてフロンタルに、ファンファンをズゴックで落としたシャアのごとく、生身を「冗談ではない」と言われて切り裂かれてダグサは死にました。

 要するにまたシャアと同じセリフを言ったということです。

 Sect.1で死んだと思いきや生きていたこともありましたが今回は無理でしょう。

 いまさらですが前回の回想は死亡フラグだったんですね。

 てっきりダグサはレギュラーキャラだと思ってました。



 収納状態のまま、ビームサーベルを起動させ、ギラズールを倒すユニコーン

 こういうのはぜひ映像で見たいものです。

 挿絵すらないのが非常に残念。

 どうでもいいですが、アンジェロが完全に空気です。



 ユニコーンはアルベルトの手によってワイヤーを取り外されて大気圏へ落下し、今回は終了。

 ガンダム史上最悪の大気圏突入ですね。

 前回書いた通り、「ガンダム」である以上、単機での大気圏突入能力は持っているかと思うのですが、はてさて。

 っというか1機でおりても補給も何もできないのですが、ネェル・アーガマって大気圏突入能力や、大気圏内の飛行能力って持ってましたっけ?

 ΖΖ本編では宇宙でしか運用されてませんからね。



 今回はようやくの戦闘の回でしたが、やっぱり……なんというか、いま一つ面白みに欠けるというか、物足りないというか。

 どこかで、ユニコーンがめちゃくちゃやる回しか面白くないと書かれていましたが、あながち間違っていない気がします。

 次回から舞台が地球になりそうです。